本作の監督は、イラン出身で現在はNYを拠点に活躍し、ナント三大陸映画祭で2度のグランプリに輝いたほか、カンヌ、ヴェネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けている名匠アミール・ナデリ。
主演には数多くの映画作品で存在感を放ち続ける西島秀俊。自身も熱心な映画ファンである彼が西島自身を彷彿させる映画狂の映画監督、秀二を演じます。西島のヴェネツィア国際映画祭参加は、北野武監督『DOLLS(ドールズ)』以来、9年ぶり。
そんな西島は、「久し振りのヴェネチアに参加出来ることはとても光栄です。作品に関わった全ての人に感謝します。「CUT」への反応はもちろん、映画祭自体を楽しんでまいります」と、喜びを言葉にした。
共演者について。兄の残した借金を返すために殴られ屋をする秀二を支えるのは、映画・テレビドラマと輝き続ける常盤貴子演じる陽子。また、笹野高史、菅田俊らやはり日本のみならず海外でも活躍する名優たちが脇を固めます。
【参考】
ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門とは
ジャンルや長さにはこだわらず、先鋭的、革新的な新しい才能を発掘することを目的としている、いわば第二コンペ的な部門。これまで日本から出品された作品は、『ヴィタール』(04/塚本晋也監督)、『IZO』(04/三池崇史監督)、『こおろぎ』(06/青山真治監督)、『立喰師列伝』(06/押井守監督)、『サッド・ヴァケイション』(07/青山真治監督)、『冷たい熱帯魚』(10/園子温監督)などがある。
原題=CUT
配給=ビターズ・エンド
公式サイト
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