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佐藤浩市『許されざる者』は「ターニングポイントになる作品」

映画『許されざる者』舞台あいさつ
映画『許されざる者』舞台あいさつ@丸の内ピカデリー

[シネママニエラ]極寒の北海道にてオールロケを敢行した映画『許されざる者』がついに公開を迎え9月14日には、渡辺謙、佐藤浩市、柳楽優弥、忽那汐里、小池栄子、李相日監督が丸の内ピカデリーにおける舞台あいさつに登壇した。エンドロール終了間際、会場内に登場したキャスト陣は、今日この場に集まっていただいたお客様への感謝の思いを込めて一礼した後、それぞれの思いを口にした。

李監督は「『悪人』を経て、やりたいと思ったことを詰め込んだ映画です。こうしてみなさんの前に出て話すのは緊張ですね」と公開を迎えての喜びと緊張を語り、「色々なことがあっという間にすぎていく中、その中でも見失ってはいけないものがある。それを描きたかった」と本作映画化への想いをコメント。

それぞれ、キャストにとって本作がどのような作品になったのかを聞かれると、小池は「スタッフ・キャストは戦友です。この映画に参加できて改めて映画が好きだと認識できたし、お梶の生き方に憧れます」と話し、同じ女郎役の忽那は「大きな財産になりました」とし、また、現場ではかなりしごかれたという柳楽も「感謝しかない」と、やはり感謝の気持ちをあらわにした。

そのようななかで佐藤は「今後の俳優人生にも関わる大きなターニングポイントになる作品になった」とまで発言。この作品に参加したことでの自分の中での影響力が大きかったことを明かした。そして渡辺が「こうして素晴らしい今日という日を迎えられたことを幸せに感じます。心のすべてをさらけ出し、李監督に全て委ねました。とにかく僕たちが出せるものは全部出し切りました。それを受け止めて、育てていって欲しいと思います」とメッセージを贈り、舞台挨拶を締めくくった。

原題=Unforgiven
日本公開=2013年9月13日
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト http://www.yurusarezaru.com/
©2013 Warner Entertainment Japan Inc.

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