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名匠マイク・リー監督がピータールーの虐殺事件を映画化!

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』(原題 Peterloo )は、イギリスの名匠マイク・リー監督が、英国史上最も残忍かつ悪名高い、19世紀初頭に起きた事件「ピータールーの虐殺」を題材にした作品。200年の時を経て、徹底的なリサーチの重ねて脚本を執筆したリー監督は、この語り継がれるべき悲劇の物語を、3台のカメラを用いて圧巻の大スペクタクルとして撮影。6万人の生と死を壮大、かつ壮麗な交響曲にまとめあげた。「この事件は現代に通じる重要な史実である」とリー監督は語る。

© Amazon Content Services LLC, Film4 a division of Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2018

ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争も、1815年のウォータールーの戦いを最後に、ようやく終結。だが、英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化し労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発し、抗議活動が。抑圧を強いられてきた労働者階級の人々の不満が集結していく圧倒的なパワーから生まれた民主的決起が、やがて、 武装した軍隊が丸腰の6万人の民衆の中へと突進することになる。

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映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』(ギャガ 配給)は2019年8月9日[金]よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
© Amazon Content Services LLC, Film4 a division of Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2018

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』あらすじ

ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争も、1815年のウォータールーの戦いを最後に、ようやく終結。だが、英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化、労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発し、抗議活動が炸裂していた。1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ広場で大々的な集会が開かれ、著名な活動家であるヘンリー・ハントが演説することになる。だがこれは、あくまで平和的に自分たちの権利を訴えるデモ行進になるはずだった。あろうことか、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進するまでは──。(2018年/イギリス映画/カラー/ビスタ/5.1ch /155分 字幕翻訳 牧野琴子)
監督・脚本:マイク・リー |出演 ロリー・キニア/マキシン・ピーク/デイヴィッド・ムーアスト/ピアース・クイグリー

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』予告編


© Amazon Content Services LLC, Film4 a division of Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2018
予告編ナレーションは映画監督の塚本晋也

映画『ピータールー マンチェスターの悲劇』公式サイト gaga.ne.jp/peterloo
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