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樹木希林さん遺作『命みじかし、恋せよ乙女』悲哀と感動に満ちた真実を描く

樹木希林さん遺作『命みじかし、恋せよ乙女』悲哀と感動に満ちた真実を描く

映画『命みじかし、恋せよ乙女』(原題 Cherry Blossoms and Demons )は樹木希林さんの海外デビュー作であり、遺作となったドイツ映画。人生を見失った男が、日本で見つけたという驚きと悲哀と感動に満ちた真実を描く。

映画『命みじかし、恋せよ乙女』ポスタービジュアル
©2019 OLGA FILM GMBH, ROLIZE GMBH & CO. KG

本作は、酒に溺れ人生を見失ったカール(ゴロ・オイラー)と、かつて彼の父と親交があった日本人女性ユウ(入月絢)が、人生を取り戻すために共に旅をする物語。メガホンをとったのはドイツ人監督ドーリス・デリエ。主演は、ドイツ人俳優ゴロ・オイラーと、日本人舞踏家の入月絢だ。樹木さんは、カールが訪れる茅ヶ崎館の老女将役を演じている。

2018年4月のドイツ、そして7月6日~16日に日本で撮影。日本パートのロケは、主に神奈川県茅ケ崎市に実在する、有形文化財にも指定された旅館「茅ヶ崎館」で行われたという。

映画『命みじかし、恋せよ乙女』(ギャガ配給)は2019年8月16日[金]よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
©2019 OLGA FILM GMBH, ROLIZE GMBH & CO. KG

映画『命みじかし、恋せよ乙女』あらすじ

ドイツ・ミュンヘン。酒に溺れ仕事も家族も失ったカール(ゴロ・オイラー)の元へ、突然、ユウ(入月絢)と名乗る日本人女性が訪ねて来る。風変りな彼女と過ごすうちに、人生を見つめ直し始めるカールだったが、その矢先、彼女は忽然と姿を消してしまう。ユウを捜し訪れた日本で、カールがユウの祖母(樹木希林)から知らされたのは、驚きと悲哀と感動に満ちた物語だった。(2019年 /ドイツ映画/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/117分 字幕翻訳 吉川美奈子)
監督・脚本 ドーリス・デリエ | 出演 ゴロ・オイラー、入月絢、樹木希林

映画『命みじかし、恋せよ乙女』予告編


©2019 OLGA FILM GMBH, ROLIZE GMBH & CO. KG

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映画『命みじかし、恋せよ乙女』公式サイト gaga.ne.jp/ino-koi
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