映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』

300点収集家目線!実録映画『ゴッホとヘレーネの森』

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300点収集家目線!実録映画『ゴッホとヘレーネの森』

無名時代のフィンセント・ファン・ゴッホ作品を収集し美術館まで設立した資産家の視点によりゴッホの人物像と作品に迫るアート・ドキュメンタリー映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』(英題 Van Gogh. Of wheat fields and clouded skies )の日本公開が決まった。

映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』
女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
©2018- 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved

本作は、ゴッホ作品を収集する世界最大の個人コレクターであるヘレーネ・クレラー=ミュラー夫人の目を通して、全く新しい視点でゴッホを描いた実録映画。監督はイタリアを拠点にアート・ドキュメンタリーを手掛けるジョヴァンニ・ピスカーリア。

監修をつとめるのは、「ファン・ゴッホ 麦と空の間に」展のキュレーターでゴッホ研究の第一人者であるマルコ・ゴルディン。ゴッホが修業時代に描いた素描画から自殺の直前まで変化し続けた作風を、波乱の人生と重ね合わせて解説する。

ヨーロッパを代表する女優ヴァレリア・ブルーニ・テデスキがガイド役として登場しゴッホとヘレーネが残した膨大な手紙から、芸術と人間の生を探究する2人の深層に迫ってゆく。

美術史において最も偉大な画家のひとりとされるフィンセント・ファン・ゴッホ。その死後、ほぼ無名だった彼の作品に出会い、個人コレクターとしては最大規模の約300点を収集したのは、ヘレーネ・クレラー・ミュラー。

オランダ有数の資産家であり、4人の子どもの母でもあった彼女は、娘を通わせていた絵画教室で芸術に触れ、絵画コレクションを始めた。ゴッホ作品を中心とした、その一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館として結実した。

映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』(アルバトロス・フィルム配給)は2019年10月25日[金]より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
©2018- 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved

映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』あらすじ

1890年に自ら命を絶ったゴッホ。生前は作品が評価される機会も少なく、死後は遺族がほとんどの作品を所有していたため、無名の存在に近かった。そんなゴッホの作品と出会い、個人収集家としては最大規模の300点(うち油彩は85点)を収集したのはヘレーネ・クレラー=ミュラー。一生涯、出会うことのなかったゴッホとヘレーネ。オランダ有数の資産家であり、4人の子供の母でもあった彼女は、1906年頃から絵画のコレクションを始めた。彼女の興味はゴッホが影響を受けた画家たちにも広がり、一大コレクションは1938年にクレラー=ミュラー美術館をオープンした(2018年/イタリア映画/伊語・仏語・英語/ビスタ/5.1ch/90分)
監督 ジョヴァンニ・ピスカーリオ 脚本 マッテオ・モネータ 脚本 マッテオ・モネータ 音楽 レモ・アンツォヴィーノ 

映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝』公式サイトgogh-helene.com
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