宮野真守×津田健次郎×梶裕貴『二ノ国』不思議な人は誰?
声優の宮野真守×津田健次郎×梶裕貴がアニメーション映画『二ノ国』トークイベントに出席し、二ノ国にいそうな不思議な人として「宮野」が選ばれた。
本作で二ノ国のエスタバニア王国の魔法宰相ヨキを演じた宮野真守、エスタバニア王国のアーシャ姫の付き人妖精ダンパを演じた梶裕貴、そして黒旗軍の最高指導者で悪役のガバラスを演じた津田健次郎。
「この人“二ノ国”(魔法の世界)の人なんじゃないかと思う不思議な人は?」と問われると、「“二ノ国”だからということではなく、“不思議だと思う人”を発表しよう!」ということに。宮野自身も含めて3人全員が宮野を指差すと、会場は盛大な笑いに包まれた。梶は「こんなにエンターテイナーな人います? 常に人を楽しませてくれて、“一ノ国”(現実世界)にはここまでのおしゃべりモンスターはいない」と笑い、津田も「宮野ファンタジーだね!」と息のぴったりな仲の良さを見せていた。
そして、自身のキャラクターのお気に入りのセリフを発表。津田の美声や、梶の可愛らしい生ボイスに、ファンから悲鳴が上がる。トリを務めた宮野が選んだ台詞は「なぜ…?」の一言。宮野が、「一度は台詞がすべてなくなるはずだったシーン。『なぜ…?』だけ残すのはどうかと提案し採用され、ヨキの口の動きも作ってもらった」と台詞の裏側を明かすと、会場に感心の声が。しかし、津田が「エピソードだけでよかったな。やっぱり宮野ファンタジーだ」と語ると、場内は笑いに包まれた。
また、本作がアニメーションの吹替え初挑戦となった俳優陣についても言及。初めてとは思えない演技に感服したことを明かして山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁の3人に関して述べた。
梶は山﨑について、「賢人とは仲が良くてアフレコ現場にお邪魔したりもしたけれど、声(の仕事)だからということでなく、思うままにぶつかっていったらいいんじゃないかと話しました。真摯に対応する姿がかっこよかった!」とコメント。宮野は親交のある新田について「あんな太陽みたいな子いるんだ。まっすぐな演技を見て、それはそれは素晴らしかった!」と語り、津田は永野について、「僕がデビューの時は、ベテランの声優の方もたくさんいて学べる環境だったけれど、永野さんは最初から1人でアフレコで、しかも2役だなんて、相当大変だったと思う」と、自身のデビュー当時も振り返りながら絶賛。
イベントの最後、「こうして直接お会いできて嬉しかったです。是非、友達やご家族にオススメしていただけたら嬉しいです」(津田)、「ゲーム『二ノ国』の世界観の豊かさや音楽のすばらしさも詰まった作品。是非皆さんに劇場に足を運んでもらいたいです」(梶)、「美しい中にもシリアスな内容も詰まった作品です。“命を選べ”というキャッチコピー通り、主人公たちが綺麗事だけじゃない選択をしっかりしていきます。普段の生活の中の選択を迫られる機会にも、皆さんのきっかけになるような大事なメッセージがこもった作品です!大事な思いを受け取ってもらえたらいいなと思います」(宮野)と公開を待ちわびる、ファンに向けてメッセージを寄せた。
映画『二ノ国(読み:にのくに)』(ワーナー・ブラザース映画 配給)2019年8月23日[金]より全国公開
©2019 映画「二ノ国」製作委員会
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