マッツ・ミケルセン「ゴッホとレンブラントが好き」
マッツ・ミケルセン [ Mads Mikkelsen ]がインタビューに応じ、「ゴッホとレンブラントが好き」だと語った。ジュリアン・シュナーベル監督最新作『永遠の門 ゴッホの見た未来』(原題:At Eternity’s Gate)は、不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家を捉えた作品だ。
ゴッホに重要な問いを投げかける聖職者を演じたマッツ・ミケルセンのインタビュー映像が解禁。
日本でも絶大な人気を誇るマッツ・ミケルセン。周囲とのトラブルを抱え、孤独に苛まれるゴッホと対話し、世の中に絶望しているゴッホから言葉を引き出す聖職者を演じたマッツ・ミケルセンは、「監督からは2つの役のオファーをもらっていて、そこから聖職者を選んだ」ことを明かし、出演したシーンの素晴らしさを話す。
ゴッホが実際に過ごしたアルルでの撮影に関しては、「舞台劇のような雰囲気があった」、「画家としての目を持っている彼(ジュリアン・シュナーベル監督)にしか撮れない映画だ」と振り返り、「真の芸術家であり、独自の視点を持つ監督だ」と監督を大絶賛。
そんな監督が実際に描いた、劇中に登場する絵画は「1枚もらったんだ」と言い、自身は絵を描くかと尋ねられると、苦笑いしながら「以前少し挑戦したが、残念ながら失敗に終わった。」と絵は苦手な様子。それでも友人とコミックを作成したことがあり、その際はストーリー作りを担当したことを明かします。日本で美術館に訪れる時間はないが、奥様は訪れるようで、「(妻からの)レポートを楽しみにしているよ」と仲の良さもアピールした。
本作が描くゴッホは世の中で認められず、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けず、常に孤独の中に生きている。そんな彼が唯一才能を認め合い、心の内をさらけ出すことのできたポール・ゴーギャン。彼との出会いと、共同生活の破綻。そして、いまだ多くの謎が残る死――。生きているうちに誰にも理解されなくとも、自分が見た世界の美しさを信じ、筆を握り続けたゴッホ。不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家が、自らの人生を通して何を見つめていたのかを、『潜水服は蝶の夢を見る』で話題を呼んだ鬼才監督ジュリアン・シュナーベルが渾身の力で描いた圧倒的映像美で贈る。
映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』(ギャガ、松竹配給)は2019年11月8日[金]より全国公開
©Walk Home Productions LLC 2018
マッツ・ミケルセン、映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』インタビュー
©Walk Home Productions LLC 2018
映画『永遠の門 ゴッホの見た未来』公式サイト
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