第７７回ゴールデングローブ賞『1917 命をかけた伝令』『ワンハリ』受賞！

第７７回ゴールデングローブ賞の候補が現地時間１２月９日に発表され、Netflix配信の『マリッジ・ストーリー』が最多６部門ノミネートされた。主催はHFPAと略されるHollywood Foreign Press Associationであり、本年度の候補発表を行ったのは、ティム・アレン、ダコタ・ファニング、スーザン・ケレチ・ワトソンの３名。

1917 命をかけた伝令（サム・メンデス監督） — 映画『1917 命をかけた伝令』©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

選考結果は現地時間２０２０年１月５日[日]の授賞式で発表される。第７７回ゴールデングローブ賞授賞式は米国ロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトン (The Beverly Hilton)にて開催する。受賞者＝、日本時間１月６日には受賞結果速報を随時更新します

Netflix作品が『アイリッシュマン』『マリッジ・ストーリー』『2人のローマ教皇』『ルディ・レイ・ムーア』などトトータル１７、とかなり選ばれている印象を受けます。日本ではAmazonプライム・ビデオで配信の『ザ・リポート』も。会社別ではソニーが８つ、ディズニーとワーナーが６つずつと続きます。

第７７回ゴールデングローブ賞　映画部門の候補一覧

作品賞・ドラマ部門

『1917 命をかけた伝令』
『アイリッシュマン』
『ジョーカー』
『マリッジ・ストーリー』
『2人のローマ教皇』

作品賞・コメディ／ミュージカル部門

『ルディ・レイ・ムーア』
『ジョジョ・ラビット』
『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『ロケットマン』

監督賞

ポン・ジュノ『パラサイト半地下の家族』
サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』
トッド・フィリップス『ジョーカー』
マーティン・スコセッシ『アイリッシュマン』
クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

女優賞・ドラマ部門

シンシア・エリヴォ『Harriet / ハリエット（邦題未定）』
スカーレット・ヨハンソン『マリッジ・ストーリー』
シアーシャ・ローナン『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』
シャーリーズ・セロン『スキャンダル』
レネー・ゼルヴィガー『ジュディ虹の彼方に』

男優賞・ドラマ部門

クリスチャン・ベイル『フォードvsフェラーリ』
アントニオ・バンデラス『ペイン・アンド・グローリー（邦題未定）』
アダム・ドライバー『マリッジ・ストーリー』
ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
ジョナサン・プライス『2人のローマ教皇』

女優賞・コメディ／ミュージカル部門

オークワフィナ『The Farewell / ザ・フェアウェル』
アナ・デ・アルマス『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』
ビーニー・フェルドスタイン『Booksmart / ブックスマート』
エマ・トンプソン『レイトナイト私の素敵なボス』
ケイト・ブランシェット『Where’d You Go, Bernadette / ウェアド・ユー・ゴー、バーナデット』

男優賞・コメディ／ミュージカル部門

ダニエル・クレイグ『ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密』
ローマン・グリフィン・デイヴィス『ジョジョ・ラビット』
レオナルド・ディカプリオ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
タロン・エジャトン『ロケットマン』
エディ・マーフィ『ルディ・レイ・ムーア』

映画『マリッジ・ストーリー』（2019年／136分）
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで辛辣ながら思いやりあふれる視点で描く。
監督・脚本︓ノア・バームバック
出演：スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバー、ローラ・ダーン
『マリッジ・ストーリー』『2人のローマ教皇』Netflix配信に先駆けアップリンク渋谷・吉祥寺ほか劇場公開

助演女優賞

キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』
アネット・ベニング『ザ・リポート』
ローラ・ダ―ン『マリッジ・ストーリー』
ジェニファー・ロペス『ハスラーズ』
マーゴット・ロビー『スキャンダル』

助演男優賞

トム・ハンクス『A Beautiful Day in the Neighborhood / ア・ビューティフル・デイ・イン・ザ・ネイバーフッド』
アンソニー・ホプキンス『2人のローマ教皇』
アル・パチーノ『アイリッシュマン』
ジョー・ペシ『アイリッシュマン』
ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

アニメーション作品賞

『アナと雪の女王2』
『ヒックとドラゴン聖地への冒険』
『ライオン・キング』
『Missing Link / ミッシング・リンク』
『トイ・ストーリー4』

外国語映画賞

『Pain & Glory』
『パラサイト半地下の家族』
『Portrait Of A Lady On Fire / ポートレイト・オブ・ア・レディー・オン・ファイアー』
『フェアウェル』
『レ・ミゼラブル』

脚本賞

『アイリッシュマン』
『マリッジ・ストーリー』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『パラサイト半地下の家族』
『2人のローマ教皇』

作曲賞

『ジョーカー』
『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』
『マリッジ・ストーリー』
『マザーレス・ブルックリン』
『1917 命をかけた伝令』

歌曲賞

「Beautiful Ghosts」　from『キャッツ』
「（I’m gonna）Love Me Again」　from『ロケットマン』
「イントゥ・ジ・アンノウン」　from『アナと雪の女王2』
「スピリット」　from『ライオン・キング』
「スタンド・アップ」　from『ハリエット』