『ヒロアカ』山下大輝×岡本信彦×井上芳雄のワン・フォー・オールは?
『ヒロアカ』劇場版第2弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』初日舞台挨拶で、山下大輝×岡本信彦×井上芳雄が、自らのワン・フォー・オールを明かした。イベントには山下、岡本、梶裕貴、佐倉綾音、黒沢ともよ、寺崎裕香、井上(ゲスト声優)、デク、爆豪勝己が顔を揃え、クリスマスをイメージしたグリーンのシャンパンタワーで晴れの日を祝した。
本シリーズは、総人口の約8割が超常能力“個性”を持って生まれる世界で、主人公のデクこと緑谷出久が、人々を守るプロヒーローを目指して成長していく姿を描く物語。原作は、堀越耕平著(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)の同名コミック。劇場版では、雄英高校ヒーロー科1年A組が「次世代のヒーロー育成」プロジェクト」で離島・那歩島を訪れ、そこでナイン率いる敵ヴィランから島民を守る闘いに臨む姿が描かれる。
映画は全編見どころ満載だが、圧巻のクライマックスのアフレコ秘話に。岡本は「(所要時間が)10時間。命をかけながら収録することってなかなかないこと。それができる作品に出会えたこと、映画になってたことがとてもうれしい」と話せば、山下は「スタッフ一丸で作り上げたPlus Ultra(プルス ウルトラ)したシーン。そこに賭けていた感はありました。アフレコも今までは無音でしたけど、今回は敢えて「(劇中曲を)ヘッドホンで聴いて」全力でやりました」と振り返る。
さらに、岡本が「あの場面で、この曲が流れたら、そのギャップでデクの覚悟みたいなものが、言ってしまえば、最終決戦のような哀しみも含まれていることが伝わってきました」と重ねた。ここで梶は「あの辺りが、(原作者)堀越先生がおっしゃっていた「最終回の一つに想定していたもの」だったのかなって思いました」とも述べていた。
デクの個性は、受け継がれるワン・フォー・オールであるため、登壇者たちは受け継がれていること&変わった習慣を問われた。「お肉」と「いい話」に分かれ、佐倉が二つのお題を橋渡しする一幕もあった。実際は、山下→岡本→梶→佐倉→黒沢→寺崎→井上の順に話している。
山下大輝(CVデクこと緑谷出久役)は「山下家では「ステーキ」のことを「切り切りお肉」と言います。高校生ぐらいまでステーキと切り切りお肉は別物だと思っていました」
岡本信彦(CV爆豪克己役)は「焼き肉やすき焼きで、父親がずっとおいしそうに食べているトロトロのお肉があって…それは牛脂です。友だちからヤバっ!と言われるまで僕も食べておいしいと思っていました」
井上芳雄(CVナイン役)は「井上家では、餃子と甘く煮た厚揚げ豆腐が一緒に食卓に並びました。今も餃子だけだと物足りなくて、甘く煮た厚揚げ豆腐を作ります」
佐倉綾音(CV麗日お茶子役)は、お肉の話では「私の誕生日が1月29日なので、ほぼいいお肉です!」、受け継ぐ話では「25歳の誕生日に父親から、昔3百万円で購入したという腕時計を授かりました」と続けた
梶 裕貴(CV轟焦凍役)は「演じた轟は父親でプロヒーローのエンデヴァーとの親子関係は厳しいものがる。梶家も…父親は超えるべき存在で、その感覚が轟くんと僕で共通している」
黒沢ともよ(CV那歩島の島民・島乃真幌役)は「(井上芳雄とミュージカルで初めて共演した)当時8歳の私は、毎回開演前に芳雄さんにハグをしてもらっていました。それ以来、舞台の前や大きな仕事の時は、大切なつながりのある役の人とはハグをしてから演じるようになりました。今回も(寺崎)裕香さんとハグをしました」
寺崎裕香(CV那歩島の島民・島乃活真役)は「エクボは私の祖母、祖母から母、母から私、私の子にも受け継がれています。子どもの頃に、すごく好きだった人から「お前のエクボは、“よだれエクボ”って言うんだぜ」と言われて、エクボを一時期嫌いになりましたけど、今となっては大事な個性です!」
映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』(東宝 配給)は2019年12月20日[金]より全国公開
©2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング (長崎健司監督) – 映画予告編
“ヒロアカ”ホークス役の声優は中村悠一「期待して」
山下大輝×岡本信彦×井上芳雄『ヒロアカ』ナイン様は強過ぎる!
僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング (ジャンプジェイブックスDIGITAL)をAmazonで購入する