中島みゆき名曲『糸』菅田将暉×小松菜奈W主演で描く壮大な愛の物語
菅田将暉&小松菜奈がW主演する映画『糸』の完成報告会が8月11日に都内で開催され、同作の瀬々敬久監督とともに二人が登壇し、同作について語った。
本作は、糸を人に見立て、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌った中島みゆきの楽曲「糸」から着想した、オリジナルのラブストーリー。平成元年生まれの男女二人・高橋漣と園田葵の人生を、北海道、東京、沖縄、シンガポールを舞台に描いていく。
瀬々監督も「人と人とのつながりや縁の素晴らしさを歌った楽曲を映画化しました。今だからこそ、そういことの大切さを訴えるいい機会になると思います」と話した。また、中島からは「決して悲しいだけのエンディングにはしないでください。幸福な物語にしてください」というメッセージがありました」と述べていた。
菅田は「こういうタイミングで映画「糸」が公開するのも一つの巡り合わせですね。中島みゆきさんの歌詞の通り、いつ出会うのかいつも僕らは知らず、なぜ出会うのかいつもわからない。本当に歌詞の通りだと日々思いました」と振り返る。
小松は「映画の公開を当たり前のように思っていたところがあって、“こういう世の中になることってあるんだな”と、それまでの当たり前を正されたという感じです。それにコミュニケーションが恋しくなる時間がすごくありました」と明かす。
菅田と小松の共演は本作が三度目となり、瀬々監督は現場のふたりについて「すごくツーカー」だと感じたそうで、さらに「待ち時間も親しそうにしていましたし、ただ芝居が始まるとそこは馴れ合いにならないように二人がやっていて、二人とも「どこか新しいところに行きたい」と目指しているような芝居作りを常にされていました」と解説。
当人たちは、互いに「前は、そんなに余裕もなかったのではという印象でしたから、撮影の合間に会話をした記憶もあまりなくて、でも今回はスイッチングも、俳優部としてお芝居をしてカメラの前に立つ仕事以外にも、僕らではないとできないケアがあります。そういう主演感がありました」(菅田)、「そんなにすごく変わったことはなくて、今回は父親役は初めてだと言っていましたけど、(結役の)子役の子がすごく可愛くて、ずっと「可愛い」と言ってました。毎日、その話をしているぐらいに、父親の顔をしていました」(小松)と述べていた。
公開に先駆けて全国の映画館で8月12日先行上映が行われる。
映画『糸』(東宝 配給)は2019年8月21日[金]より全国公開
©2020映画「糸」製作委員会
映画『糸』MUSIC VIDEO
©2020映画「糸」製作委員会
映画『糸』
Inspired by 中島みゆき「糸」 原案・企画プロデュース:平野 隆 脚本:林 民夫 監督:瀬々敬久 音楽:亀田誠治 |キャスト 菅田将暉 小松菜奈 山本美月 高杉真宙 馬場ふみか / 倍賞美津子 / 永島敏行 竹原ピストル ・ 二階堂ふみ(友情出演) 松重 豊 ・ 田中美佐子 山口紗弥加 / 成田 凌 斎藤 工 榮倉奈々
映画『糸』公式サイトito-movie.jp
公式SNS Twitter @ito_moviejp| Instagram @ito_moviejp
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