千葉雄大「犯人“M”は私だ?!」プレゼン制す
俳優の千葉雄大が1月29日、主演映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の完成披露試写会に共演の白石麻衣(乃木坂46)、成田凌、鈴木拡樹、井浦新、そして中田秀夫監督とともに登壇。本作の容疑者“Mの正体”にせまるべく実施した「犯人“M”は私だ?!」プレゼンを制した。
本作は、志駕晃著の原作をベースにし、興行収入19億6千万円を超えた、北川景子主演の映画『スマホを落としただけなのに』の続編。前作で起きた連続殺人事件の現場から、新たに女性の死体が発見されたことにより、千葉が扮した刑事・加賀谷学と、成田扮する獄中の殺人鬼・浦野善治がタッグを組み、事件解決をはかる展開。
千葉は「続編は驚きました。引き続き同じ監督、スタッフで新たに作れるうれしさがあって、(主演として)皆さんを引っ張っていく心づもりで現場に臨んだので、ブイブイ言わせていました」と豪語して振り返った。
中田監督は「期待を裏切らないものに仕上がった」と自信をにじませ、「前作で北川景子さんが「人間の目ってこんなに大きくなるんだ!」とおっしゃっていて、(浦野の)あの演技は成田さんの発明だと思っています」と称える。
しかしながら、成田は「初対面の方は『スマホ~』のイメージで、なかなか目を合わせてくれない」とぼやきつつも、その反面で役作りは「成功した!」と思えたことを明かし、さらに「“中田監督、ありがとうございます”という気持ちで過ごした」と役者冥利だと嬉しそうに話す。
そんな続編から参加したのは白石、鈴木、井浦。まず、乃木坂46の卒業を発表した白石は「昨夏の撮影は、(乃木坂46の)卒業でも悩んでいました。でも、この作品で全力を出しきったときに、卒業につながるものがあった。たくさん勉強にもなりましたし、この作品に出会えてすごくうれしく思っています。お芝居の仕事はすごく好きなのでこれからも演技をしていきたい」と抱負も述べて、さわやかに笑う。
加賀谷とWebセキュリティ会社を起業した実業家役の鈴木は、「舞台での仕事が多かった」ので、本作で映像の仕事に臨むにあたり不安もあったそう。一番は「IT全般が苦手なこと(苦笑)」だそうで、「パソコンに向かうシーンはどれぐらい寄りがあるのかを監督に尋ねました。中田監督がうまく撮ってくださったので苦手感は出ていないと思います」とまとめた。
謎の男を演じた井浦は「成田くんの浦野役が本当に気持ち悪い」と褒めつつ、「個人的には、成田くんと“キモい系俳優”として“キモい対決”したいなと思っていました」とユーモアたっぷりに述べる。
この日は鑑賞前の観客に対して、男性キャストたちが本作の容疑者“Mの正体”にせまるべく「犯人“M”は私だ?!」とプレゼンを実施。各自精一杯のアピールをし会場の温かな拍手に包まれた。最後に白石が選んだ勝者は千葉だった。
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(東宝 配給)は2020年2月21日[金]より全国公開
©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』特報
©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』公式サイトhttp://sumaho-otoshita.jp/
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