松たか子ら世界のエルサが アカデミー賞授賞式で圧巻のパフォーマンス!
女優の松たか子が現地時間2月9日(日本時間2月10日)、米国アカデミー賞の受賞式にて、『アナと雪の女王2』世界各国のエルサ役と「イントゥ・ジ・アンノウン」を歌唱を披露した。松が人前で「イントゥ・ジ・アンノウン」を披露するのは、今回が初めてであり、同式典にて日本人が歌唱することも初めてとなる。
出席が発表された際に、松は「この度は、大変光栄な役目をいただき、感謝しております。各国のエルサ達に会える、というのは大きな喜びであり、自分以外のエルサに出会う、というのも滅多にない機会だと思います。御覧になる方々にとって楽しいひとときになるとよいなと思っています」とコメントを寄せていた。
第92回アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされている「イントゥ・ジ・アンノウン」は既に、本国版のエルサ役イディナ・メンゼルがパフォーマンスをすることが発表されていた。なんと世界9か国のエルサ役がイディナと共に歌唱することが発表された。日本からも高いパフォーマンス力が評価され、US本社直々のオファーで松たか子が参加することが決まったという。
レッドカーペットでは、以前にご家族が松のためにあつらえた帯と疋田総絞りの上品な着物で世界各国のエルサ役と共に登場。さらに「イントゥ・ジ・アンノウン」のパフォーマンスでは、着物から一転。松は、イディナの隣の位置で、ジミーチュウのハイヒール、ピアジェのジュエリーにピンクベージュのヴァレンティノの上品かつ華やかなドレス姿で登場し魅了した。
.@IdinaMenzel, @AURORAmusic and nine of the world's Elsas just took to the stage for a performance of "Into the Unknown." #Oscars pic.twitter.com/2QUW67HYiS
— The Academy (@TheAcademy) February 10, 2020
歌唱直後の松は、「他の国のエルサやイディナたちとステージで歌うことができて、とても楽しかった」と興奮冷めやらぬ様子で語り、さらに今回のパフォーマンスについて、「予想をはるかに軽々超えた機会を与えてもらいました。オリジナルのエルサを演じたイディナはもちろん、各国のエルサと会えることが凄く楽しみでした。同じく皆がエルサのセリフを言い、歌を歌ってきた人たちなので、私は日本版のエルサというシンプルな気持ちで、行くしかないかなという思いでした。到着してから、レッドカーペットに行くギリギリまでサウンドチェックして、とても充実感のある数日であっという間でしたけど、とても楽しかったです。」と、このオファーを受けてから授賞式までの想いを話した。さらに日本のファンに向けて、「私が今日このステージで歌えたのは、日本でこの作品を観て愛してくれた人たちの力も非常に大きかったと思います。日本での盛り上がりが認められて、“おいで”と言ってもらえたんだと思いますので、みなさんの力にとても感謝しています。日本ではまだ公開中なので、このアカデミー賞授賞式を観て気分が高まったら、ぜひ劇場に足を運んでほしい」と感謝の気持ちを語った。
同作は、2月9日までに観客動員1024万人、興行収入130億円を突破!
メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を手掛けたのは、前作で第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。この「イントゥ・ジ・アンノウン」は、前作で“ありのまま”の自分を受け入れたエルサが、彼女だけにしか聞こえない“不思議な歌声”をきっかけに、再び自身の“力”と向き合い、迷いを感じながらもまだ見ぬ“未知なる世界へ”と踏み出そうとする彼女の想いが溢れた曲。エルサが自身の力の謎を解き明かそうとするキッカケになる重要な場面で歌われるこの楽曲は、一度聞くと忘れられない壮大なメロディだ。
映画『アナと雪の女王2』(ウォルト・ディズニー・ジャパン配給)は2019年11月22日[金]より全国公開中
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映画『アナと雪の女王2』公式サイト
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