サイトアイコン シネママニエラ

真木よう子、映画『BUDDHA2』で復讐と野心に燃える若き王子役に挑戦!

[シネママニエラ]手塚治虫作「ブッダ」を全3部作でアニメ映画化するシリーズ第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』にて、女優の真木よう子が若きルリ王子の声を務めることが発表された。真木にとって、本作が初の若き王子役となる。

真木よう子

BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-|小村敏明

オファーについて、真木は「いつか少年の声の役をやってみたいという願望があり、今回は本当に待望と言ったらおかしいですけれど、すごくうれしかったです。声優の仕事はあまり経験がないので、自信がなかったんですが、大好きな手塚治虫先生の原作という事で挑戦してみたいという気持ちがあって受けさせていただきました」と語る。

ルリ王子は、コーサラ国の王子。血も涙もない乱暴者といわれている。自分がシャカ国の奴隷の息子だと知り、シャカ国を憎むという設定。真木の願望と、監督を含む制作サイドも直接本人と話してみて、真木の声質が少年役に向いていると感じたことが今回のキャスティングの決め手となったそうだ。そして、このほど収録を終えた真木は、「ルリ王子は、自分の母親が奴隷だったということで、彼がしがみついていたものが権力でしかなく、だけれども本当は母親への愛情というものを誰にも言えずに、葛藤し続けても逃げ出さずに強く生きるところに魅力を感じました」。

手塚治虫が独自の解釈で、後に目覚めた人―ブッダとなるシャカ国の王子シッダールタの生涯を10年の歳月をかけて描いた「ブッダ」。世界的な手塚治虫の人気と、東映アニメーションによって制作された映像のクオリティの高さが評価され、アジア、ヨーロッパ圏を中心とする世界30か国以上での上映が決定。「ドラゴンボール」や「ONE PIECE」などのテレビ等と連動していない作品としては、異例のセールスを記録している。真木が携わった映画『さよなら渓谷』『そして父になる』は、ともに国際的にも高い評価を得ており、『そして父になる』はカンヌ映画祭などに続き、第32回バンクーバー国際映画祭でも観客賞を受賞したばかり。今後はさらに国際派女優としての活躍にも期待がかかりそうだ。

英題=BUDDHA2
日本公開=2014年2月8日
配給=東映
公式サイト http://buddha-anime.com/
©2014「手塚治虫のブッダ2」製作委員会

[amazonjs asin=”B00JZPTBK6″ locale=”JP” title=”BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅- Blu-ray”]

モバイルバージョンを終了