フランチェスカ・ヘイワード「ジュリエット役の成長過程が好き」
映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じ話題をさらった英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル・ダンサーのフランチェスカ・ヘイワードが、ケネス・マクミラン振付の不朽の名作「ロミオとジュリエット」(原題 ROMEO AND JULIET )でのジュリエット役への想いを語るインタビュー映像が到着。
フランチェスカは「撮影は本当に楽しかった。舞台で踊るのと全く違う経験だったわ。撮影がセットやロケ地など、いろいろな場所で演じたことにより実際にヴェローナの街にいるような気分だった。最終日にセットを離れる時、あちこち見て回ったんだけど、まるで本当に自分が育った思い出の地を離れるようだった」と話す。
ジュリエット役の好きなところについて問われると、「役の成長過程が好きなの。幼いような少女だけど強く勇敢になる姿を演じることができる。特に好きなのは舞台での第3幕よ。独りで踊る部分が多くて、自分自身を忘れるほど感情が場面に入り込み、その瞬間を生きている。特にベッドに座って決意するところは力強い場面なの」と明かし、自身が何度も演じ、運命的ともいえる役柄に想いを吐露する。
フランチェスカ・ヘイワード『ロミオとジュリエット』インタビュー映像
映画『ロミオとジュリエット』(東宝東和 配給)は2020年3月6日[金]よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開
©Bradley Waller
映画『ロミオとジュリエット』あらすじ
キャピュレット家のジュリエットとモンタギュー家のロミオは情熱的な恋に落ちるが、2つの家は対立している。ひそかに結婚する2人だが、運命のいたずらによりロミオはジュリエットの従兄弟ティボルトと決闘、彼を殺してしまう。ロミオは罰としてヴェローナから追放される。
ジュリエットは両親によってパリスとの結婚を強いられるが、それを逃れるために毒薬を飲んで仮死状態となって、ロミオの元に行く計画を立てる。だが彼女のメッセージはロミオには届かず、ジュリエットの死の知らせを聞いて戻ってきたロミオはキャピュレット家の墓所で命を絶つ。仮死状態から目覚めたジュリエットはロミオの亡骸を発見し、胸を刺して後を追う。
監督:マイケル・ナン 撮影監督:ウィリアム・トレヴィット 振付:ケネス・マクミラン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ 美術:ニコラス・ジョージディアス
キャスト フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、マシュー・ボール、マルセリ-ノ・サンベ、ジェームズ・ヘイ、トーマス・ムック、クリストファー・サウンダース、クリスティン・マクナリ-、ベネット・ガートサイド、金子扶生 ほか
映画『ロミオとジュリエット』公式サイトromeo-juliet.jp
キャッツ(原題 Cats ) – 映画メイキング映像
天皇陛下・皇后陛下・愛子さま『キャッツ』ご高覧