アーノルド・シュワルツェネッガー「ターミネーターは僕らの原点」

俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが主演するSFアクション超大作『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター：ニュー・フェイト』（原題 Terminator: Dark Fate ）について語るインタビュー映像が届いた。

シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロン自らが製作に復帰し、『ターミネーター2』の正統な続編として制作された本作。シュワルツェネッガーが、インタビューで製作のジェームズ・キャメロンやサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンへの想いを明かしている。

T800役のアーノルド・シュワルツェネッガー
©2020 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All RightsReserved.

キャメロンのシリーズへの情熱について、「ターミネーターは僕らにとってある意味キャリアの原点みたいなものだ」と、思い入れの強さを語る。また、一緒にキャリアの原点を築いた仲だからこそ「監督として彼の成功はうれしかったよ」と祝福。

左からダニー役のナタリア・レイエス、グレイス役のマッケンジー・デイヴィス、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトン
©2020 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All RightsReserved.

映画『ターミネーター2』以降、２８年ぶりに再共演したリンダ・ハミルトンについては、「最初の２作のハードルが高くて、リンダが越えられるか気になってた」と率直な気持ちを明かす。しかし、「彼女がセットに現れその姿を見た時、僕は信じられなかったよ。見事にシェイプアップされていて驚いた。見るからにタフそうで、強い女性そのものだった」と称賛を惜しまない。さらに、アクション映画ではハミルトンが演じたような強い役は男が演じるものと思われていたと明かす。

「でも、キャメロンが女性でも説得力がある役柄の流れを作ったと思う。男に負けないほどのアクションヒーローとしてね。それはリンダから始まり、今も続いている。彼が生み出したものは本当にすばらしい」と本作が昨今の女性ヒーローが活躍する先駆けになったと語っている。