小栗旬×星野源『罪の声』試写会の観客に笑顔で喜びを伝える
小栗旬と星野源が10月22日、映画「罪の声」公開直前イベントに土井裕泰監督と登壇し、舞台あいさつを行った。ようやく有観客でのイベントとあって、登壇者は笑顔で喜び、感謝の言葉を口にしていた。
塩田武士著のベストセラー小説を基に描く本作は、脚本を野木亜紀子が担当していることでも注目されている。
本作で映画初共演となる小栗と星野は、冒頭の挨拶の後で、今日のイベントについて問われこう述べた。
「映画って作れば公開できるものだと、こういう状況になる前は思っていたので、この当たり前がなかなか当たり前ではなくなってしまって、だけど今回のように皆様の前に立って挨拶ができることを非常に幸せだと思っております」(小栗)、「舞台に出る前に、スタッフさんから「(コロナ感染症予防対策のために)皆さんは発声ができないので、会場がシーンとしますけど、そういうものなので気にしないでください」と言っていただいたのですが、(実際には)ものすごく温度を感じます。人がいらして、こうして見てくださっていて、皆さんが楽しみにしてくださっているのは、何も言わなくても伝わる感じがあります」(星野)
そんな二人について、土井監督は、「二人ともすごい大人で、居心地の良い現場というか、周りを緊張させることもなくて、現場には撮影部とか美術部とかいろいろいますけど、俳優部という一つのパートという感じで現場にいてくれました。それがすごく楽でしたし、いろいろな相談もフランクにできました」と明かした。
さらに、「今回は、星野さんが京都のテーラーの役で、小栗さんは大阪の新聞記者役ということで、普段はあまりバディになりそうにない役柄ですけど、今回はこの二人が真相に向かっていく、そのバディものとしての面白さというのも、この二人のコンビネーションでしっかり出たと思います」と、これから作品を観る観客に向けて、本作の魅力にも言及した。
なお、トークタイムの後半では、音声心理学とも呼ばれる声診断「旬の声、源の声、土井の声、スバっと声診断!」が実施された。
「声診断」はシチュエーション(どこで誰と何を話しているか)によって変わるそうなので、その日の気分によっても声の波形は変わるそう。これを受けて、小栗と星野がフルボイス(人に大して深く感銘を与える心を動かすことができる声)でPRする時間が設けられ、二人は見事に成し遂げていた。
映画『罪の声』(東宝 配給)2020年10月30日[金]より全国公開
映画『罪の声』公式サイトtsuminokoe.jp
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