大泉洋×ムロツヨシ『新解釈・三國志』役作りを語る
映画『新解釈・三國志』で蜀の武将・劉備役を演じた主演の大泉洋と、天才軍師・孔明役を演じたムロツヨシが、劇中衣装で完成会見に臨み、同作の役作りを赤裸々に語った。
歴史エンターテインメント「三国志」を、福田雄一監督が独自に解釈して描くという本作。福田監督から「劉備がこの人でなければこれをやる必要はない」と熱烈オファーを受けて、大泉洋が福田組に初参戦した。
この日は、大広間での会見だが、登壇したのは大泉とムロの二人のみ。豪華共演者たちはパネル姿で登場することになり、さっそく二人のイジリが展開。そして、大泉が取材陣に対して「絶対に、途中で返しませんよ!」とほえると会場は笑いに包まれ、質疑はスタートした。
オファーを受けた時について振り返ることに。「福田さんが“三國志”をやりたいんだ! それで洋さんにはぜひ劉備を演じて欲しいんだ」と。でも劉備と私が結びつかなかったので、「私が劉備ですか?」と聞き返したら、「そうなんです! めっちゃボヤく劉備です」と言われたので、「それなら出来そう」と思った。「洋さんが劉備で何をやってもボヤくってめっちゃ面白くないですか!」って」(大泉)。「「新解釈・三國志」の諸葛亮孔明は、ムロくんと一緒で、何も出来ないのに、できる人の知恵とか人脈とか頼って成功していく人だから、ムロくんにぴったりだから! 役作りはいらないし」と言われました」(ムロ)。
台本を読んだ大泉は「明日にでも撮影できる」と思ったそうで、さらには「誰も本当の劉備を見たことないんですからね」と話す。一方のムロも「劉備と関羽と張飛が揃って、桃園の誓いをするところで、(三人の誓いが)揃っていないのに映画に流れているところです。本当の三国志ファンが観たらどう思うんだろう?って言う、監督はそれをやったなと言う心意気と勇気が凝縮されているなと思ったので、好きなシーンに上げました」と終始ぶっちゃけトークが炸裂した。
映画『新解釈・三國志』(東宝 配給)は2020年12月11日[金]より全国公開
© 2020映画「新解釈・三國志」製作委員会
映画『新解釈・三國志』公式サイト
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