坂口健太郎「劇場版シグナルはすごく良いシーン撮れた」
俳優の坂口健太郎が3月2日、主演映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』完成報告会に出席し、「すごく良いシーン撮れた」と笑顔で振り返った。イベントには同作でおなじみの北村一輝、吉瀬美智子、池田鉄洋、木村祐一が顔をそろえた。
本作は、韓国の同名人気ドラマをベースに、日本でリメイクし2018年に放送した連続ドラマの劇場版。謎の無線機でつながる現在(坂口演じる三枝)と過去(北村演じる大山)の二人の刑事が協力し未解決事件を捜査する。
連ドラのラストは、健人と美咲が現在の大山の元へ向かうシーンで終わり、続編希望が話題となっていた。
坂口は「大変なご時世ですが、このようにお集まりいただいたなかで、映画のことをお話できることをすごく嬉しく思っています」などと挨拶。同作の映画化にあたり、「連続ドラマのほうはしっかりと終わりを迎えていた。映画化は新しくオリジナルのストーリーを作るということで、クオリティーの高さをどこまで持っていけるのか。内容をきちんと深めていかないと難しそうだなと思いました」と振り返る。
ドラマから二年近く経ち再結集したキャストたち。「本当に何一つ変わらず、いい意味ですんなり戻れました。衣装が特殊なので、あれを着ると役になれます。今回は4人で動くこともあったので、ドラマ以上にチームの一体感をお見せできていると思います」(吉瀬)、「僕は現場で誰とも会っていないです。同じ場所でも時代が異なるとセットが変わりますから撮影に入る時間も、撮影する日付も違いました」(北村)、「このメンバーでグループLINEを作っておりまして、ドラマが終わってからもちょこちょこ連絡をとり合い、飲みに行ったり、食事に行ったりしていました。チームワークはすでにできていたので、(本作で)すんなり現場に臨むことができました」(池田)、「(坂口)健太郎くん以外はみんな子どもがいるので、撮影の合間はずっとその話ばかり。それを健太郎くんがにこやかに見てくれている感じでした。あとは「今度なにを食べようか?」「アレがー」「ここは?」という感じで、話題には事欠かなかったです」(木村)。などと現場の様子を振り返るのだった。
そして、完成作を観て「面白かったです!」と坂口は微笑んだ。今回は「アクションがキーワードで、どこまで映っているのかすごく心配でした。アクション監督からは「ダンスのようなアクションではなく、痛みが人にわかるようなアクションシーンをこだわって撮りたい」と。それからクライマックスあたりに相手の痛みもわかる切ないシーンがあって、僕は試写を観ている時にも、うるっときました」と明かした。
本作の主題歌「Film out」はBTSが担当している。坂口は「連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の時に、彼らが主題歌の「Don’t Leave Me」を作ってくれました。あのときは三枝が若くてエネルギッシュで、彼の心情にすごく合っている楽曲でした。今回は、back number(バックナンバー)さんが楽曲提供・プロデュースをしてくださって、切ないバラードになっています。それがまた映画の最後に流れると、少し成長した三枝の心を代弁してくれていると思いました。とてもかっこよくて素敵な曲を作っていただきました」と改めて感謝を言葉にしていた。
なお、3月30日はスペシャルドラマ「シグナル(仮)」が放映される予定。
映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』(東宝 配給)は2021年4月2日[金]より全国公開
©2021「劇場版シグナル」製作委員会
映画『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』公式サイトwww.signal-movie2021.jp
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