GENERATIONSが映画『昨日より赤く明日より青く』を語る!
映画『昨日より赤く明日より青く』のお披露目イベントが11月18日に中野サンプラザにて開催され、GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太)が揃って登壇し同作について語った。
このシネマファイターズ企画は、「詞・音楽・映像の融合」を謳う、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表 別所哲也、作詞家 小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト。映画『昨日より赤く明日より青く』(読み:きのうよりあかくあしたよりあおく)はプロジェクトの第4弾となる。
この日は、“『昨日より赤く明日より青く -CINEMA FIGHTERS project-』のプレミア上映会&Special Live”と銘打っており、エンドロールに流れる主題歌を各アーティスト(GENERATIONS from EXILE TRIBEをはじめ、KAZUKI[DOBERMAN INFINITY]、伶、DEEP SQUAD、iScream)が生歌唱するという唯一無二のプレミアムイベント。上映後の舞台挨拶では別所がMCを務めており、約40分にわたり展開されたトークイベントでは、GENERATIONSのトーク力がいかんなく発揮されていた。
冒頭のひとこと挨拶では、「真夜中のひとりたち」主題歌担当の数原が、会場の雰囲気を察してか、全体をゆったりと見渡して、「(会場は)数原くん愛してるのタオルばかり。僕も皆さんのこと愛していますから!」と発し、「今日は、“僕1人のために”こんなにたくさんの方に集まっていただきありがとうございます。“僕”の作品を楽しんでいただけましたか?」とワンマンステージのように振る舞い、笑いを誘うことで場を和やかにした。そして各主演の話へと続く(かなりのボリュームのため要約を掲載)。
SABU監督と組んで撮影させてもらいました。KAZUKIさんが素敵な歌を届けてくださり、骨太な作品が出来上がりました。僕自身SABU監督のいちファンとして、4日間という限られた時間での撮影で密でした。ロケーション、役者を活かす映像に仕上げてくださいました。自分もすごく満足しています。
パンクは若者の主張が根底にあると思う。その思いを通して兄弟愛や、一番近くにいる大切なものを失う様が描かれる中で、拳銃が登場するシーンでのやりとりなど、SABU監督らしい狂気とクスッとするユーモラスさの混ざった感じが落とし込まれていて、自分も演じていてとても楽しかったです。冒頭のインサートは台詞がなくて、SABU監督の頭の中でシーンが構築された絵コンテから伝わってきました。撮影はすべて外ロケでマジで寒すぎて、ちょっと死ぬかと思いました(笑)。
誰もが経験する甘酸っぱいストーリーになっています。
今までは派手な役柄を演じることが多かったですが、役者として違う一面を見せたいという気持ちもあり、勢いだけのお芝居ではなく、繊細なお芝居にチャレンジしたいと思っていたタイミングでこの作品のお話をいただきました。
(恋人は)好きなものが一緒のほうがいいのか、嫌いなものが一緒のほうがいいのか。これは僕の中でまだ答えが見つかっていません。すごくメッセージ性のある恋愛映画になりました。恋愛の切なさ、もどかしさが詰まっているし、ラストで思い切って行動した後どうなったのか、すごく気になっているし魅了された部分でもあります。
主演と紹介されて今、改めてすごく緊張しています。出会ってから10年以上経つ久保さんの監督作品です。“今までの隼が出したことがない表情を撮りたい。普段と真逆の表現をして”というリクエストでした。なので、自分なら戯ける部分であれば、言葉数を減らしてぶっきらぼうにしようかなとなどと考えました。久保監督の撮りたいものが明確だったので、役作りは苦労せず、ナチュラルに演じることができました。(相手役が中国語のため)久保監督から「意味のわからない単語は分からないままで。検索したりしないで言葉の意味を知らないまま演技して」と言われたので、撮影中はまともな会話をしていないです!
(僕の)人生で、主演で舞台挨拶やるとは思ってなかったです。(役作りは)料理指導をしていただき、包丁さばきを教えていただきました。撮影場所が料亭だったので、撮影中もそこの料理長からご指導いただきました。撮影後に料理にハマりました。実は、僕のお父さんとおじいちゃんは料理人でした。自分の中の料理人の血が騒ぎまして、料理シーンに臨みました。(MC別所「LDHにお店でも出してもらおうとしているの?」に対して笑顔で)よろしくお願いします!
台本に「妊婦役」と書いてあり、「僕が妊娠するので合っていますか?」と何度も確認しました。最初のシーンではお腹が軽かったのですが、後半は5キロくらいあって、めちゃくちゃ重くて大変でした。妊婦さんに優しくしようという気持ちになりました。ラブシーンも「身体を重ねる」と書いてありますけど、「本当に僕がやるんですか?」と何度も確認しました(笑)。撮影は一番最後でした。撮影では相手役の山田真歩さんが引っ張ってくださったので、リラックスして臨むことができました。
本日はよろしくお願いします!
(英語の台詞は)発音だけでなく、細かいニュアンスまで指導していただき練習しました。新型コロナのあの時間を(映画という)形に残すことができました。予想もしなかったすれ違いが起きたという人たちが実際にいたのかなと、今でも思っています。航空会社に怒鳴りながら問い合わせをするというラストシーンは、台本がなくて現場で「憤ってください」と言われて演じました。僕が演じたのは自己中心的でいい男とは言えないタイプのキャラクターなので、そんな男があのような状況に置かれたときに、どう行動するのかを想像しながら観てほしいです。
主演と紹介されて、ようやく実感しました。普段演じているキャラクターは濃くて、コミカルな役で、どちらかというと笑いを狙いにいっているような感覚があります。今回の役をどのように演じたらいいのか分からなかったので小竹さんに相談したところ、「狙わないで、普通の人をやって」とリクエストがありました。とにかく普通に、盛らないことを意識しました。新城監督にもあまり何も言われずに撮影が終わってしまって。一生懸命やったけれど、果たしてリクエスト通りできていたのかなと思っていましたが、作品を観た方たちから褒めてもらうことが多いので、“(普通の人の演技は)あれでよかったんだ”とホッとしているところです。
小竹さんからは“自分が笑うしかできなかった状況を思い返して歌って”と言われました。仕事の失敗、笑うしかない状況、過去のいろんな笑うしかない状況を思い出しながら、共感してもらえるように、切ないけれど笑い飛ばしていこう、切なさとポジティブな部分を伝えることができればいいなと思いました。(パフォーマンス中)ずっと頭の中にメンディーくんが浮かんで、正直集中力が!(関口「ゴメンディー!」)……(笑)冗談ですけど。
僕の大好きなシーンは、最初の指輪を投げるシーン。彼は野球部出身なので、動きがピッチャーなんですよね。ひとつモヤモヤしているのが、あの投球はストレートなのか変化球なのか。教えてほしいです!」(と関口に質問すると「真っ直ぐストレートです」という答えが)。スッキリしました(笑顔)。
映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』(LDH PICTURES配給)は2021年11月26日[金]よりTOHOシネマズ日比谷ほか公開
映画『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-』公式サイト
公式SNS Twitter @cinema_fighters
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