藤原竜也×松山ケンイチW主演『ノイズ』撮り直し回避!
俳優の藤原竜也×松山ケンイチがW主演する映画『ノイズ』の生配信トークイベントが11月28日に渋谷スクランブルホールにて行われ、主演の二人が登壇。久々の共演の印象や、撮影現場での裏側エピソードなど、本作の魅力?!を語った。
本作は、鬼才・筒井哲也が2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載し、鬼気迫る緊張感、衝撃のサスペンスと絶賛された全3巻のコミックをベースとする物語。映画『デスノート』シリーズ以来の本格共演となった二人が、死体を隠す“共犯”という難役に挑んだ。
内容が内容だけに「ネタバレ禁止」に配慮したこの日のイベント。物語の舞台が絶海の孤島であることから、絶景の天空を会場にしたという。
藤原は、「松ケン(=松山の愛称)のネタバレを防ぐのが今日の僕の仕事」だと言えば、松山は「(ネタバレしないように)このあとは黙ってニコニコしていようと思います!」と宣言してスタート。藤原は「生配信でネタバレしたらどうなるの?」「逆にお客さんが観たい!と思ってくれるかも」と万が一のフォローをいれることを忘れなかった。そこで松山も「万が一のときは撮り直しですね」と飄々を付け加えた。
そして藤原は、久しぶりの本格共演となった所属事務所の後輩でもある松山について、「頼もしく思った」と撮影初日のやりとりを明かした。さらに「経験を積んでうまい役者になった」と付け加えた。お褒めの言葉を受けた、松山は藤原のエピソードの一部を指摘して○○○○はネタバレですよね?と軽くボケたのちに、「竜也さんの演技の迫力に圧倒されていた」と初共演の緊張を吐露。そこから時を経て今回も「俳優としての経験を積んでさらにすごさがわかり圧倒されたし、追いつけないところにいらっしゃるとんでもない先輩」だと神妙に語った。
その後、Twitterで募集した質問に返答。お互いのすごいところは「見たまま。普通にやって成立させる説得力」(藤原)。「老けない。全然変わらない」(松山)。ここからお互いの白髪の話が展開し、ほぼほぼ映画の内容には(敢えて?)触れることなく無事にイベントは終了。映画の撮り直しとなるようなネタバレをすることなく、取材陣も含めて会場内の緊張感がほぐれたのだった。
映画『ノイズ』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2022年1月28日[金]より全国公開
©筒井哲也/集英社©2022映画「ノイズ」製作委員会