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韓流四天王のウォンビン「愛の深さを考えた」

[シネママニエラ]8月30日、韓流四天王ウォンビン主演の映画『アジョシ』の来日記者会見がパークハイアット東京で行われ、ウォンビンと共演のキム・セロン、そしてイ・ジョンボム監督が、約400人のマスコミに対し同作に対する思いを語った。

監督、ウォンビン、キム・セロン

なお、ウォンビンの来日インタビューは、後日livedoorの「MOVIE ENTER!」にて掲載されるので、お楽しみに。以下、会見でのコメント全文です。

ウォンビン

「こんにちは。お会いできてうれしいです。アジョシではテシクを演じました。/本作のタイトルに惹かれました。台本の1ページを開いてから、最後のページまで非常に興味を持って楽しく読めました。多くの方はアクションに惹かれると思いますが、私はキャラクターに惹かれました。テシクの心の痛みや、隣家の少女ソミとの心の交流がうまく表現されていました、彼が表現しようとしている新しい愛とは何なのか、そういったところに興味を持って出演しました。/バリカンで髪を剃るシーンは、テシクが以前、特殊要員だった背景もあり、その頃に戻ったという一つの決意・意思の表れというつもりで演じました。かっこいいアクション、少女を守ることは大事ですが、それ以上に重点を置いたのは、暗いシーンのなかでも、観客に対して何か希望のメッセージを伝えたいということでした。隣に住む少女は、ある意味テシクと同じ境遇にいる。その2人が切ない心を通わせながら、見た時に切ない映画になればいいな。心の痛み、心の触れ合いをうまく表現したかった」

ウォンビンとキム・セロン(全身ショット)

「アクションシーンは、苦痛よりも楽しみながらできました。経験したことのないジャンルであったこと、こころみられたことのないアクションだったので。それにアクション監督がテシクのキャラクターを十分理解してくれていたので練習は大変ではなかったです。ただ、演技と並行してアクションするのは大変な面もありました。アクションにキズやアザはつきものですから。/(セロンさんと)2人で現場で顔を合わせる場面があまり多くなかったんです。でもセロンは感受性が豊かですし、観客に真実・真心を伝えられる眼をもった女優。考えが深くて、その考えの深さを伝えられると思っていました。演技をしてみて、息が合っているなと思った。現場では面倒をみてあげられなかったぶん、こういったプロモーションで面倒を見られればと思ったのですが、なかなかできてなくて申し訳ない。/まず、まだおじさんにはなりたくないなという思いを持っています。今回「アジョシ」を撮って、愛の深さをもう一度考えました。愛が何か新たに理解したと思います。愛は男女の愛だけでなく、こういった大人と子供の間の愛もありうる。お互い寄り添うように助け合う愛もあると知りました」

英題=The Man from Nowhere
日本公開=2011年9月17日
配給=東映
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『アジョシ』韓国四天王ウォンビン主演の犯罪アクション映画

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