映画「ドラえもん」3年ぶり春公開!
本日3月4日公開の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」は、ドラえもんたちが大きな宇宙の小さな星を舞台に再び大冒険を繰り広げる物語。主題歌はOfficial髭男dismが担当している。
2月20日実施の完成報告会には、ゲスト声優の松岡茉優、ミルクボーイの内海崇と駒場孝、そして山口晋監督が登壇しました。
山口監督は冒頭の挨拶で、「「ドラえもん」の監督をすることは、自分にとって夢みたいな仕事でした。ほぼ出来上がった時に、(映画の公開が)延期になりました」とコロナ渦により延期について言及。
そして「一番最初に「宇宙小戦争」をやると決まった時は、軍事独裁政権が敵だという設定はさすがに時代錯誤じゃないかなという話もありました。でも、地球上で実際にこういうことがあったのだから、それを示すだけでも意味があるんじゃないかなということになり、このままいきましょうと……。ところが、(映画が)完成しかけたころには、本当に似たようなことが起こってしまって、二十世紀から二十一世紀になっても、そんなに人間は変わらないのだなと思いました。むしろタイムリーになってしまって、そこは怖いなと感じています。「自分たちエンタメの人間がやれることは、「ドラえもん」の面白さって何だ?」とか、娯楽映画の面白さって何か?」ということを知恵を絞って作ることでした」と制作の過程を振り返った。
今では「皆さんに観ていただいて、面白かったと思ってもらえて、今はこういう状況だけれども、明日からも頑張ろうと思ってもらえたら、それで幸せだと思っています」と語る。
松岡は「「夏休みに完成かな?!」という噂もありまして、映画の内容が夏の大冒険ですから、リアルタイムに夏の季節に公開するのもいいなと思いました。でも、この作品を改めて見返したときに、一歩踏み出す勇気とか、諦めない気持ちとか、仲間たちとの絆とか、それは進学や進級、就職といった春にピッタリだと思うようになりました。3月4日公開なので、ぜひ映画を観てもらってパワーをチャージして新学期と新生活を頑張るための勇気になればと思います」と笑顔をみせた。
ミルクボーイの内海と駒場は、皆さんに観て欲しいポイントとして「僕らは「ミルクボーイ」ということで、しずかちゃんが牛乳風呂に入るシーンです」(内海)、「戦うシーンは迫力がありました。個人的には、最初のほうのみんなで小さくなり、小さな世界で遊ぶ姿が、ほんまに子供の頃の夢みたいな感じで好きです」(駒場)をあげた。
公式サイト:https://doraeiga.com/2021/
映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』予告編
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2021