『沈黙のパレード』動員200万人!福山雅治「ヒトツボシ」生披露の御礼!
福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズの映画化第3弾『沈黙のパレード』が、公開42日目で観客動員数200万人を突破し、大大ヒット御礼舞台挨拶が開催され、福山が同作の主題歌「ヒトツボシ」アコースティックバージョンを生披露し大いに盛り上がった。
同作は、天才的な頭脳をもつ物理学者・湯川学が、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で解決していく、東野圭吾さんの小説「探偵ガリレオ」を映画化したシリーズ第3弾となる。
行方不明になっていた女子高生が、数年後に遺体となって発見された。警視庁捜査一課の刑事・内海の説明によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件で、無罪となった男。その男は今回も完全黙秘をつらぬき証拠不十分で釈放され、女子高生の住んでいた町に戻って来た。町全体を覆う憎悪の空気・・・。そして、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる…という物語。
大ヒット舞台挨拶(10月2日実施)の時に、福山が「皆さんがたくさん観てくださったら、大大ヒット舞台挨拶をやりたいですね!」と話しており、それが実現したこの日のイベントは、Instagramライブも行われた。
フリートークでは、福山自身が個人的に好きなシーンと好きな台詞について言及した。まずは好きなシーン。「好きな場面は、クスッと笑えるところ。湯川と柴咲コウさん演じる内海が再開し、(湯川は)シャボン玉を磁石で追いかけているんですけども、その姿を見て内海の「相変わらずだな」という笑顔の表情。内海に「会いたかった」という気落ちがあったのかはわかりませんけど、あの笑顔にいろいろなことが集約されていて、その後で二人はファミレスに行きます。そしてファミレスで、かき氷を食べながら、ガリレオ先生のあのポーズが出るのかな?と思いきや、ていう……ね」と明かし、さらに「あれはアドリブでも何でもなくて、西谷監督の演出です」と打ち明けた。
続いて好きな台詞。「どの台詞も心から発しているのですが、セリフがないところで好きな箇所があります」と前置きし、「事件現場で検証実験をする」シーンをあげた。「遅れてきた草薙が、内海に「これは何の実験だ?」と聞くと、内海が「私にはさっぱりわかりません」と答える。そのやりとりを見た湯川が、感情のないガラスのような目で「こいつ相変わらずだな」という感じに内海を見る。自分のシーンではあのカットが好きです」と話す。
そして、「あれも西谷監督の演出ですからね! あのシーンは何パターンか撮りました。1テイク目は、「ほんとバカだな」という目線でした。その後に、監督から「もっと感情をなくして、何かの物体を見るようにしてください」と指示されました。いろいろ撮った中で一番、感情のない目線が(映画本編に)使われています」と、どちらも西谷弘監督の演出にまつわる箇所をあげていた。
福山は、同作のリピーター鑑賞を「追いパレ」と表現しており、SNSでの「追いパレ」感想には、主題歌「ヒトツボシ」(福山雅治作詞・作曲・プロデュースを手がけ、柴咲コウがボーカルを担当する音楽ユニットKOH+)に関するものも多く、その流れでMC(司会者)から「映画館で福山さんが歌っているの、これまで見たことない!大大ヒット御礼だし聴きたいなぁ」とリクエストがなされると……福山が「(歌っても)いいのですか?」と応じるやいなや、ステージ脇からギターをたずさえたスタッフたちがセッティングを開始。リハーサルなしのぶっつけ本番で、福山のライブでは演奏済みだというアコースティックバージョンの「ヒトツボシ」を披露した。福山にとって、映画館での歌唱は初めてとのこと。映画鑑賞後の観客にとってはプレミアムな一時となった。
イベントの最後に、「本当にありがとうございました。「大大ヒット御礼舞台挨拶があったら……」なんて言っていたら本当に実現されまして、でも実現できたのは皆さまお一人一人のおかげでございます。何度も観たという方もいらっしゃれば、口コミで周りに広めてくださった方もいらっしゃると思います。そのおかげで、こうしてまた皆さんと会うことができました」と感謝を述べた福山。「この作品が、2022年にこのように受け入れていただけて、おそらく10年、20年経っても観てもらえるのではないかと思っています。この音楽も、映画も一生残りますからね。そのスタート地点に立たせてもらえる作品になったと思っております。それは皆様のおかげです。永く永くこの作品を愛して、育ててください。またお会いしましょう!」と締めくくった。
映画『沈黙のパレード』予告編
映画『沈黙のパレード』(東宝 配給)は2022年9月16日[金]より全国公開
©2022「沈黙のパレード」製作委員会
映画『沈黙のパレード』公式サイト
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