灰原哀×組織メンバー声優が『名探偵コナン 黒鉄の魚影』完成披露に登壇!
映画『劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の完成披露試写会が4月4日、東京国際フォーラムにて開催された。舞台挨拶は、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみ、堀之紀、立木文彦、小山茉美、古谷 徹、池田秀一、そしてゲスト声優の沢村一樹が出席。灰原哀役と黒ずくめの組織メンバーの声優陣が「名探偵コナン」の舞台挨拶で、マスコミの前に登壇するのは今回が初だという。
本作は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第26作目。監督は立川 譲が、脚本は櫻井武晴という『名探偵コナン ゼロの執行人』の二人が再タッグ。主題歌は、スピッツによる書き下ろし楽曲「美しい鰭」だ。
イベントは、物語の世界観を反映した約35秒間のオープニングムービーでスタート。高山がキャラクターボイス(以下CV)で開演を宣言すると幕が上がり、高山、山崎、小山、林原、池田、コナンが登場し、大きな拍手が起きた。そののち、雷鳴がとどろき、ステージが暗転。シルエット姿の黒ずくめの組織CVの4名(堀、立木、小山、古谷)が順に「おいおい。僕たちを忘れてもらっちゃあ困りますね」、「悪く思わないでね、シルバーブレットくん」、「アニキ、こっちですぜ!」、「会いたかったぜ、シェリー!」というキャラクターの台詞を生披露して、会場のボルテージを高めて、トークパートへ。ネタバレを避けつつ、来場者を楽しませるトークが続いた。
本作の舞台は、東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設パシフィック・ブイ。とある新技術を巡りコナン、そして灰原哀に黒い影が忍び寄る……。ついに、宿敵・黒ずくめの組織に灰原の正体=シェリー/宮野志保であるとバレてしまうのか!? 満を持して描かれるシリーズの核心に迫る物語。
灰原役の林原は、「脚本を読んだ途端に号泣しました」と振り返った。そして、涙した理由を「『いつ死んでもいい』と言っていた哀ちゃんが、これだけの人に愛されて、そして生きることに自分の中で決意をもてたことに対して」なのだと分析し、「冷静になってアフレコに臨もう!」と思ったという。
アフレコ経験は14年ぶりの二度目だという沢村は、パシフィック・ブイの牧野局長の声を担当した。「本当にハラハラ、ドキドキします。そして、キュンキュンして、三回ぐらい泣きそうになりました」と作品の感想を述べつつ、レジェンド声優に囲まれての登壇で、「緊張感で犯人を話してしまいそう」とハラハラさせながらも、「犯人を知って(から観て)も面白い!」と、しっかりリピート鑑賞をすすめていた。
映画『劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影』(東宝 配給)は2023年4月14日[金]より全国公開
■パシフィック・ブイのシステムがとにかくすごい!(高山みなみ/江戸川コナン役)
■注目ポイントは、灰原哀ちゃんです。「この子をなんとかしなきゃ!」と思わせるところがあります。(山崎和佳奈/毛利 蘭役)
■物語は難解です。一字一句聞き逃さないでください。本当に一カットずつ、食い入るように観てください。見逃すと、訳がわからなくなります。(小山茉美/ベルモット役)