北野武監督、映画『首』完成会見にて

北野武『首』は戦国時代を美化することなく描く!

映画会見/イベントレポート

以下、キャストたちのコメントより、ご挨拶/オファーを受けたお気持ち/撮影前の準備/北野監督だから描けたと思ったこと/特に印象に残っている撮影のエピソードの順で各人ごとにご紹介。
西島秀俊> <加瀬亮> <中村獅童> <浅野忠信> <大森南朋

大森南朋(羽柴秀長役)
大森南朋(羽柴秀長役)
大森南朋さん(羽柴秀長役|秀吉の弟。官兵衛と共に秀吉を支える)

北野監督の作品には『アウトレイジ』シリーズ、『アキレスと亀』に出演させてもらい、またこうして北野組に戻ってくることで自分のモチベーションを保っていたところもあったので。私の役は常に北野監督のそばにいる役でしたので、非常に濃密な時間を過ごすことができました。
オファーがまた来て『よかった、またオファーがあった、嫌われてなかった』と思いました(笑)。監督の現場は何が起こるかわからないので、台本をたくさん読んで何があっても対応できるようにいつも現場に参加させていただきました。
北野監督の現場は、監督の頭の中の世界を映像化するという意識が現場に出ていて優秀なスタッフがたくさんいらっしゃいます。この時代にこの作品を日本で作れる人は本当にいないと思いますし、唯一無二の監督だと思います。

映画『首』(KADOKAWA 配給)は2023年秋より全国公開
© 2023KADOKAWA © T.N GON Co.,Ltd

映画『首』ティザービジュアル
映画『首』ティザービジュアル
© 2023KADOKAWA © T.N GON Co.,Ltd

その他の出演キャストと配役
・曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)/木村祐一
・荒木村重(あらきむらしげ)/遠藤憲一
・斎藤利三(さいとうとしみつ)/勝村政信
・般若の佐兵衛(はんにゃさへえ)/寺島進
・服部半蔵(はっとりはんぞう)/桐谷健太
・安国寺恵瓊(あんこくじえけい)/六平直政
・間宮無聊(まみやぶりょう)/大竹まこと
・為三(ためぞう)/津田寛治
・清水宗治(しみずむねはる)/荒川良々
・森蘭丸(もりらんまる)/寛一郎
・弥助(やすけ)/副島淳
・徳川家康(とくがわいえやす)/小林薫
・千利休(せんのりきゅう)/岸部一徳

映画『首』あらすじ・作品データ

天下統一を掲げる織田信長(加瀬亮)は、毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げていたが、その最中、信長の家臣・荒木村重(遠藤憲一)が反乱を起こし、姿を消す。信長は明智光秀(西島秀俊)、羽柴秀吉(ビートたけし)ら家臣を一堂に集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索を命じる。
「働き次第で俺の跡目を指名する。いいか、荒木一族全員の首を斬ってしまえ!ただし、村重だけは殺すな。俺の前に必ず連れてこい!」
首を巡る戦国の饗宴が、今始まる。(2023年/日本映画/–分)
原作・監督・脚本・編集 北野武

映画『首』予告編

coming soon
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映画『首』公式サイト
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