トニー・スタークを憎悪の目で見つめる男“ウィップラッシュ”を怪演したのは、ミッキー・ローク。
写真は、12年ぶりに映画『シン・シティ』でPR来日したときのもの。
一瞬だけサングラスをはずしたときに激写!
きゅとかみしめた口元、つぶらな瞳がキュートです。
80年代は映画『ナイン・ハーフ』などで、セクシー俳優として名を馳せていました。
その後、不遇な人生を歩むことに……。
そして、映画『レスラー』の主人公を演じ、第65回ヴェネツィア国際映画祭において、
主演作の『レスラー』(監督:ダーレン・アロノフスキー)が最高賞に当たる金獅子賞を受賞しました。
また、ミッキー・ローク自身もゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)などを受賞し、
アカデミー主演男優賞にノミネートされたことで、俳優として再起をはかることに成功しました。
彼の波乱万丈の人生……
映画『レスラー』の主人公は、ミッキー・ローク自身の波乱万丈な人生を、投影したかのような内容で、高い評価を受けました。
感情移入できる悪役!
そんな彼が、なぜコミックが原作のアクション映画の悪役に?
悪役は悪であるほど、映画は面白くなる。
けれども、ただ悪なだけでは、人は共感しない。
一撃で金属を真っ二つにする武器=エレクトリック・デス・ウィップを身に付け、
モナコGPに出場したトニーの前に現れたウィップラッシュ。
『アイアンマン2』の本編には、『レスラー』の1シーンを彷彿させる場面もあったり。
ウィップラッシュの背景も描かれ、優秀さや、その不屈の精神も明らかになると……。
観客は、悪役なのに、感情移入してしまうのです。
そんな魅力的なキャラクターに育て上げられたのは、
ミッキー・ロークならでは。
ぜひ、ウィップラッシュにも注目して『アイアンマン2』を楽しんでください。
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