GENERATIONS×清水崇監督『ミンナのウタ』最近ヒヤッとしたことは?
GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐、片寄涼太、数原龍友、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太が主演映画『ミンナのウタ』前夜祭に共演の早見あかり、本作のメガホンを撮った清水崇監督とともに出席。GENERATIONSメンバーは高級ブランドをさらっと着こなしつつ、持ち前のバラエティ力を発揮し、会場を大いに盛り上げた。
白濱・小森・関口・中務はFENDI(フェンディ)を着用、片寄・佐野はDIOR(ディオール)を着用していたこの日、イベントでは同作に登場する謎の少女のキャラクター“さな”が初めて肉声を披露したこともあり、トークでは「(呪いに)取り込まれますよ」がキーワードとなった。(本作の完成披露時の記事では、おしゃべりしないキャラクターと紹介しましたが、実はしゃべるんですよ!)
上映後の舞台挨拶とあって、会場をなごませる話題?!として、登壇者への質問は「最近ヒヤッとしたことは?!」だった。
最初に白濱が「撮影場所であるホテルから、カレーをもらったものの、持ち帰るのを忘れてしまいました(苦笑)」と反省しつつ、でも誰かマネージャーさんかスタッフさんが対応してくれたのでは?!と前向きに話した。
続けて、片寄と関口は本作のイベント「さな presents 真夏の学生試写会」(7月24日開催)でのヒヤッとしたエピソードを披露。
「学生向けのイベントだったんですが、舞台に立った清水監督の第一声が『うるさい!』。“何が起きたの?”と思いました(笑)」と語る関口。清水監督は、学生たちを驚かそうとしたのだが、うまく通じなかったそうで……。「イベントの当日も片寄くんから本気モードでしかられた」としょんぼり。このステージ上でも、改めて片寄から穏やかな口調で「学生にアレはダメです!」とやんわりと念押しされていた。(その「うるさい!」と発した音声を、佐野がわざわざスマホで会場に流すので、さらに会場は笑いに包まれる。)
メンバーとのヒヤッを語ったのは数原。「(中務)裕太くんが楽屋で、任天堂スイッチで『大乱闘スマッシュブラザーズ』(のゲーム)をやっていた。「なんで?」とたずねたら、(所属事務所の)後輩のTHE RAMPAGEfrom EXILE TRIBEの陣にボロ負けしたらしく。『悔しくて練習しているんだ!』と言うので、僕も久しぶりにやらせてもらったんですよ。昔から星のカービィで(ゲーム)やっていたのでカービィを選んだら、裕太くんが「カービィ?」とちょっと馬鹿にしてきて……。僕は2回戦って2回とも勝ちました。そしたら裕太くんの表情が明らかにイラッとしてきて(笑)。ヒヤッとしました!」。
ここで佐野が、中務の耳元でささやき……中務が数原に「うるさい!」とやり返し、敗戦の悔しさをにじませる。この「うるさい!」は、前述の一連のながれもあり、会場はまたまた大笑いに。どのような締めになるのかと思いきや、絶妙なタイミングで、白濱が会話に割って入り、中務に「ウイイレ(ゲームのウイニングイレブン)やればいいじゃん」とさりげなくフォローしたことで、中務も「ウイイレやったら勝つ!」と語り、ニコニコの笑顔に。
そんな中務の爽やか笑顔が一転したのが、自身のヒヤッと談。「怖い話が嫌な人は耳をふさいでくださいね」と前置きして、SNSサイトで知っためちゃくちゃ怖い話を披露。実話でもあるようで、清水監督からは「逆手拍手は良くないですね。あと万歳(ばんざい)も腕を下から上に動かすのではなく、上から下に動かす惨拝(ざんばい)というのがあります」とホラー知識を披露。清水監督は何度もさなにマイクを向けて肉声を得ようとしてきたが、ここでも「何かヒヤっとすることありましたか」と訊ねていた。(さなは無言スルーを貫く)ので、「これ以上やるととりこまれちゃいますね」と苦笑い。
さらに共演者とのエピソードを披露したのは小森と佐野。小森はロケでの小峠英二さんに関すること、佐野は生放送での藤岡弘、さんのヒヤッとについて顔マネ付きで語った。
マネージャー役の早見は、映画撮影中の裏話を披露。「映画のクライマックスはデジタルと思われるかもしれないですけどすべてアナログ撮影なんです。安全を確保した状態でドアが倒れて、それに乗って階段を落ちていくシーンの落ちる瞬間が本当に怖くて……。最初はゆるい感じだと説明されていたのに、実際は違って……怖かったです」と振り返った。
そして、感情分析プラットフォーム「LA CAUSE(ラクーズ)」を使用して、本作鑑賞中のお客様の感情を採取したデータから、「一番お客様を怖がらせたキャスト」と、「一番怖がってくれたお客様」を発表し、表彰する企画もあった。
「一番お客様を怖がらせたキャスト」に選ばれたのは、怖がらせ度 60%を獲得した関口メンディー。観客を一番驚かせたのが“逆再生”のシーンだったため、登壇者たちも「あそこ?」「“さな”じゃないの?」と驚いた様子。
さらに、会場がこの日のイベント一の笑いに包まれたのは……。測定結果を受け静かに直立していた、令和のホラークイーン“さな”を慰めるように、「♬泣かないで~」(舘ひろしさんの楽曲「泣かないで」歌詞)と歌い始めた清水監督。登壇者は、「誰か監督を止めてくれー!」と悲鳴をあげはじめ、会場全体が大笑い。清水監督はホラー専門の印象だが、次回作はコメディを撮りたいそうだ。
「一番お客様を怖がらせたキャスト」に選ばれた関口は、「うれしいですね。あのシーンは本当に怖かったんで。あのジリジリくる音で、ひとりで精神が崩壊するかと思って。それくらい怖い撮影でした」と振り返った。清水監督も「あれをつくってくれた録音部の方は喜んでくれると思います」と嬉しそうに付け加えた。
最後に登壇者を代表して、GENERATIONSリーダーの白濱が「僕たちが出ているということで、カジュアルなホラーじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ホラーファンにも楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひ広めてください」と挨拶。
登壇中は、少女“さな”をイジりまくっていた清水監督も、GENERATIONS(の片寄と中務)とは「バラエティ番組での恐怖演出がきっかけ」だと述懐しつつ、本作について、「僕は、たくさんホラー映画をつくってきましたが、まさかLDH(=GENERATIONSの所属事務所)の方が出て下さるなんて思ってもいなかったので、それを逆手にとった」と神妙に。そして「LDHのラブ・ドリーム・ハピネスというポジティブな言葉の裏側といいますか、“さな”が持っている思春期の執着心が、死んだ後もずっと続いていたらネガティブなものに変化するということを描こうと思ったので。LDHの皆さんが主演でなければ、そんなことは思いつかなかったので、感謝したいと思います」と明かした。
映画『ミンナのウタ』(松竹 配給)は2023年8月11日[金]より全国公開
©2023「ミンナのウタ」製作委員会
映画『ミンナのウタ』あらすじ
人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼。収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見する。その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。
映画『ミンナのウタ』主題歌特別予告
©2023「ミンナのウタ」製作委員会
映画『ミンナのウタ』公式サイト
公式SNS Twitter @minnanouta_MG| Instagram sana_minnanouta| TikTok @sana_minnanouta
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