[シネママニエラ]人種の壁を破りメジャーリーグに改革をもたらした、野球選手ジャッキー・ロビンソンさんの伝記映画の原稿を書いたのは、2011年のこと。6月3日(シネマトゥデイ:http://www.cinematoday.jp/page/N0032756)にはニュース配信されました。同作がいつのまにやら完成しており、邦題『42~世界を変えた男~』として日本公開となるとのこと。最終回のマスコミ試写会に駆け込みました。
脚本と監督はブライアン・ヘルゲランド。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャー(GM)を務めるブランチ・リッキー役にハリソン・フォード。青年ジャッキー・ロビンソン役にはチャドウィック・ボーズマンという配役。予想通りの内容で、偏見や差別に屈することなく信念を貫き奮闘した姿が描かれていきます。
「奴らのレベルで戦ってはならん」byブランチ・リッキー
リッキーGMはジャッキーに、「奴らのレベルで戦ってはならん」と告げる。そして、戦いに勝つ方法として2つを断言する。一つ目は立派な紳士であること。それから(実力を発揮して、差別し虐げる人々に)偉大な選手だと示すのだと。ま、劇中はある意味、明言の宝庫になっているのですけどね。
野球ファンではなくとも感情で観れば、必ずや心を打つであろう本作。映画『フィールド・オブ・ドリームス』『マネーボール』に並ぶ、野球が題材の溺愛×偏愛シネマとなりました。
[溺愛×偏愛シネマ]
原題=42
日本公開=2013年11月1日
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/42movie/
©2013 LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
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