劇場版『名探偵コナン』シリーズ初のファンミ開催!
劇場版『名探偵コナン』シリーズの27作目となる、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が4月12日より公開となり、興行収入9.6億円、観客動員数63万人、前作比112%の記録となるスタートをきった。実は、その公開に先駆けて都内で行われた、「名探偵コナン」初のスペシャルファンミーティング(以下、ファンミ)は、レギュラー声優の高山みなみ(江戸川コナン役)、山崎和佳奈(毛利蘭役)、山口勝平(怪盗キッド役)、堀川りょう(服部平次役)、本作ゲスト声優の大泉洋(川添善久役)が登壇し、大盛り上がりとなった。
本作劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから、北海道・函館の財閥が所蔵する「新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙う」という予告状がきたことから物語が展開する。犯行予告の当日、函館で開催される剣道大会のために、現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンが、キッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。
なお、怪盗キッドにより、本作のフィルムが盗まれた為(という設定で)、劇場版『名探偵コナン』史上初事前の試写会が一切ない。ファンミのトークによると、「思わず声を上げる“驚きの事実”が明かされる」こと、「平次と遠山和葉(CV宮村優子)の恋模様が“進展する?!”」ことなどが描かれているという。
その“驚きの事実”について、山口は「僕も、みなみさんも台本を最後まで読んだときに、普通に『えー!』って声が出ました。あまりに驚きすぎて話の中身が飛んじゃったなぁと思って、もう一度読み直そうみたいな。それぐらい結構衝撃的な真実が語られますので、そちらのほうもお楽しみに。劇場で見た人もきっと声が出ると思うので『あぁ!』とか気にせずに声を出して『えー!』となっちゃってもいいと思います」と呼びかけた。
そんな山口が演じる怪盗キッドのCVの座を虎視眈々と狙うのは、意外にも大泉だ。山口と大泉のふたりは、函館プロモーションで交流したこともあり、その流れになったと思われる。大泉は、この日も持ち前のトーク力を生かして、「函館でもずっと練習して、まだキッドの声を盗んでいるところ。お披露目はもう少し待ってください」と言いつつも、「今日改めて怪盗キッドの後ろ姿を見る限り、結構な天然パーマ。この感じは僕と似ているし、背丈も同じぐらい。実写版コナンでしたら、私、怪盗キッド役で良いです! ほぼほぼ同じ声が出せるんじゃないかと思います」とまで。するとやんわりと、「高いところから飛び降りないといけませんよ!」(山口)、「高校生ですよ~!」(高山)と言われてしまい、大泉は思わず「なんでそんなこと言われなきゃいけないんですか?」と憤慨してみせて、そのやりとりに会場は笑いをこらえきれず、爆笑の嵐となった。
しかも、いつもの大泉ボヤキも健在。「コナンの登場人物はみんなかっこいいのに、パパのキャラだけなんか結構な顔してるよね」と娘さんから告げられたことにショックを受けたそう。また、「コナンくんが函館市をめちゃくちゃにする。ちょっと函館を破壊しすぎ!」とまさかのクレーム!……と思わせて、軽快に「君はしょっちゅう無茶苦茶するでしょう! やたら飛ぶボールをパーンと蹴るとか! すごい速いスケボーみたいなので……危ないことばかりしていましたよ、この人!」と、まくしたてていく。さらには、声優オファーを受けた喜びについて、「やっぱり舞台が函館っていうところで、それはもう『やらせてください!』という感じでしたね」と答えながらも、「函館が舞台なのに自分が出ていなかったらイラッとして、初日に映画を観て速攻で全部バラして、マイナスプロモーションしますから!」と言い放つ。川添が北海道警捜査一課の刑事であることから、劇中でやってみたかったこととして、涙ながらに「コナン、お前を逮捕する」と横に立つコナンくんに手錠をかけるふりをしてみせるなど、意外な方向性で、ファンミを盛り上げていた。
【編集部コメント】
2024春の「コナン100万ドルタイムズ」も情報満載で面白いので、ぜひ入手して読んでみてはいかがでしょうか。
映画『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝 配給)は2024年4月12日[金]より全国公開
©2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
映画『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』あらすじ・作品データ
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…? 一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?
時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も。 そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…。(2024年/日本映画/111分)
原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:永岡智佳
脚本:大倉崇裕
音楽:菅野祐悟
主題歌:aiko「相思相愛」(ポニーキャニオン)
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、堀川りょう、宮村優子 ほか
スペシャルゲスト:大泉洋
映画『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』予告編
映画『劇場版 名探偵コナン』公式サイト
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