[シネママニエラ]新連載【映画ミューズ写真】の第4回は、日本が誇る名女優の八千草薫。まもなく公開する映画『くじけないで』では、90 歳から詩作を始め、処女詩集「くじけないで」が詩集としては画期的な168万部を超えるベストセラーとなった実在の詩人・柴田トヨさんを演じています。
【八千草薫語録】
「辛い人生ではあっても、いつも楽しく! 楽しい気持ちでいると光が見えてくるんです、元気が出る気がします」
映画大ヒット祈願イベントを巣鴨で行った際に元気になる秘訣を語りました。ちなみに、このイベント会場が巣鴨(赤い下着のお店などでも有名)であることから、「赤い色を着ると元気な気持ちになりますね」とも。
映画『くじけないで』では、タイトルが示すように、日々を生き抜く勇気が描かれている。詩を書き始めることで、何でもない日常を一つひとつ言葉に置き換えていく。その中で、やがて彼女は記憶を手繰りよせ、自らの人生を振り返っていく。母と子の絆を軸に、明治から平成までを見つめたトヨさんの半生が温かく繊細なタッチで綴られます。
映画『くじけないで』ストーリー
トヨ(八千草薫)は夫に先立たれ、一人暮らしをしている。ある時、トヨは白内障の手術を受けた。幸い手術は成功したものの、気持ちが弱ってしまったような様子のトヨを見て嫁の静子(伊藤蘭)は心配する。そんなトヨにむかって一人息子の健一(武田鉄矢)は突然、詩を書くことをすすめるのだった。
日本公開=2013年11月16日
配給=松竹
公式サイト
©2013「くじけないで」製作委員会
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