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『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』ワールドプレミア開催!

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』ワールドプレミア開催!

7月8日(現地時間)、映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』ワールドプレミアが米ニューヨークのAMCリンカーン・スクエア ニューヨークにて開催され、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム、グレッグ・バーランティ監督らが来場した。

スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタム
映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(原題:FLY ME TO THE MOON)ワールドプレミア

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(原題:FLY ME TO THE MOON)は、1969年のアメリカのNASAを舞台に、アポロ11号の月面着陸とその舞台裏で起きていたエキサイティングな人間ドラマをオリジナル脚本で描く。脚本に惚れ込んだ主演のスカーレット・ヨハンソンがプロデューサーに名を連ね、チャニング・テイタム、ウディ・ハレルソンら豪華キャストが名を連ねている。

人類最大の偉業、アポロ11号の月面着陸。歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人間がリアルに月の上を歩く映像に誰もが胸を熱くした。その後、その映像は実はフェイクだったのでは?という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。このウワサをきっかけに本作のアイデアが生まれた。

だが、この作品は陰謀説を描く映画ではない。監督のグレッグ・バーランティは「人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間の一つを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語る。

プロデューサーも務めたヨハンソンは「オリジナルで楽しい作品なの」と改めてこの作品のアイデアと痛快さを語り、チャニングも「すべてが詰まってる」と断言する。ケリーの掛け声とともに、月面着陸撮影のリハーサルが始まるが、ワイヤーで吊るされた偽宇宙飛行士が空中で激突。照明は倒れセットに着火してしまうなど、極秘プロジェクトの進行も一筋縄ではいかない。「キューブリック監督に頼めばよかった」とぼやくケリー。思わずニヤリとしてしまう。人類初の“月面着陸”は、この後どんな展開を迎えることになるのか。

「プロデューサーに専念するつもりだった」そう話すのはケリーを演じたスカーレット・ヨハンソン。“もしも世界中が目撃した月面着陸の映像がフェイクだったら?”アポロ計画に長年つきまとうこの説から着想を得たローズ・ギルロイが書いた「脚本がよすぎて誰にも役を渡したくなかった」と、このアイデアを絶賛。ちなみに、脚本ローズ・ギルロイの父親は『フィクサー』のトニー・ギルロイで、母親は女優レネ・ルッソ。

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(原題:FLY ME TO THE MOON)日本版ポスタービジュアル

ワールドプレミアの会場では、スカーレット・ヨハンソンはスパンコールがあしらわれた洗練されたセットアップを身に纏い、夫のコリン・ジョストと共に登場。颯爽と車から降りたヨハンソンは、沿道で待つファンの声に笑顔で応え、サインや写真にも丁寧に応じた。本作で共演が実現したチャニング・テイタムについて尋ねられると「チャニングは素晴らしい共演者です。真のプロフェッショナルであり、ゴージャスで、とても好感が持てる人です。彼のようなプロと仕事ができるのはありがたいことですね。毎日ちゃんと現場に来て、仕事に喜びを感じ、優しくて。スタッフも彼のことが大好きです」とテイタムの現場での振る舞いを絶賛した。

続くテイタムは、シックな黒のスーツを身に纏い登場。フォトセッションに応じる中、ヨハンソンが到着し抱擁を交わした。NASAの実直な発射責任者コールを演じたテイタムは作品について「もうあまり作られていないような映画です。ロマンティックでユーモラスなシーンもありながら、大きな出来事が舞台となっています。我々の歴史において、とても大きな出来事です。アメリカだけではなく、世界にとってです。月に行くこと、そしてその中で二人が恋に落ちるというのは、なかなか見ることのできない美しいストーリーだと思います」と紹介。

さらには、アメリカ政府の関係者モーを演じたウディ・ハレルソンについて「ウディとは2度目の共演となりますが、まだ彼がシーンでどのように振舞うかわかりません…!本当に、誰にもわからないでしょうね。とても面白い人です」と共演について思いを語った。

更に、夏らしいオフホワイトのスーツで登場したグレッグ・バーランティ監督は作品について「NASAに関する作品がずっと好きでしたし、スカーレット・ヨハンソンのような大スターがすでに製作と主演を務めていて、チャニングが興味を示しているような脚本を自分が担当するなんて思ってもみませんでした。私はただ、その時代のハートとソウルを持った映画のトーンにしただけです。観客全員が楽しめますし、ストーリーもオリジナルです。一生に一度のチャンスだと思いました。天才的な才能に恵まれていましたから、私の仕事は楽なものでした。正直なところ、彼らが優秀すぎて、選択肢や可能性が多すぎたほどです」とコメントした。

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(ソニー・ピクチャーズ 配給)は2024年7月19日[金]より全国公開

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像

映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』公式サイトhttps://www.flymetothemoon.jp
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