映画『ラストマイル』“シェアード・ユニバース”プレミアイベント

満島ひかり『ラストマイル』主演に感無量!

映画会見/イベントレポート
映画『ラストマイル』“シェアード・ユニバース”プレミアイベント
映画『ラストマイル』“シェアード・ユニバース”プレミアイベント
満島ひかりさん(舟渡エレナ役)

画面から出てくるエネルギーが本当にすごいです! 自分たちの人生に寄り添うような作品です。日常にある悲しさも、苦しさも、痛みもたくさん出てきますが、一人一人の人間、一人一人のコミュニケーションが深く描かれている作品だと思います。

岡田将生さん(梨本 孔役)

本作を観た時も思っていたのですが、改めて今日オレンジカーペットを歩いている時に皆さんの姿を見て、「本当にすごい映画に出させてもらったんだな」と実感しました。「アベンジャーズ」のような皆さんとまたご一緒にお仕事できるように頑張りたいと思います。

ディーン・フジオカさん(五十嵐道元役)

現場に行ってもすごいですよ。「塚原監督が現場を止めているんじゃないか?」って心配になるくらい丁寧に演出されていました。それに、「誰かカリカリしている人はいないかな?大丈夫かな?」って気を遣っていました。でも、みんなが粛々と良い作品を撮ろうとしているのが感じられる良い現場でした。完成した作品を観た時は「悔しい」って思いました。いや、何か「本当にすげぇな」「悔しい」って思うくらいにすごい作品だなって思ったんですよ。「こんな作品を作れる人がいるんだ」って思いました。

大倉孝二さん(毛利忠治役)

私は、三作品全部に出演していて得したぜ!ありがとうございます。僕は「MIU404」の撮影中に、塚原監督と雑談をしていたんですね。その時に、本作の構想を先に聞いていました。なので、お話を聞いた時は「来やがったぜ」という気持ちでしたね。

酒向 芳さん(刈谷貴教役)

他の現場でも言ったことがありますが、「大きな魚を獲るには深く潜れ」という有名な言葉があるんですよね。本作は、たぶん、それにあたると思います。最初にお話をいただいた時は、「あ、この女性三人だ」「幸せの水先案内人だ」と思いました。僕は、塚原監督、野木さん、新井さんは、「この世界を引っ張っていくんだろうな」という思いを持っていました。案の定、引っ張っていますよね。今の映画界・TV界を引っ張っている三人の作品に僕も出演できてとても幸せです。深く潜れる監督と、資金力と、深く潜れる俳優が揃って、とても良い作品になっていると思います。どうぞご覧ください。

宇野祥平さん(佐野 亘役)

野木さん、塚原監督、新井さんが作った作品「アンナチュラル」「MIU404」も大好きだったので、僕も参加できることがうれしかったです。映画を観た後、ドラマを観てもらっても、ドラマを観た後、映画を観てもらってもいいので、とにかく観てください!

安藤玉恵さん(松本里帆役)

私の役はちょっと説明が難しいんですが、反抗期の中学生の娘と保育園児の娘を育てるシングルマザーで、孤軍奮闘している感じの役です。私の演じている世界はとても日常的で、本作の大きなお話に比べて小さく感じると思います。もしかしたら、その日常が皆さんとシェアできるかもしれないと感じています。

阿部サダヲさん(八木竜平役)

ドラマを見ていたし、野木さんの脚本を読んでみたいと思っていました。実際に読んでみたら、ニヤニヤしましたね。「あ、八木って役なんだ」とか、「MIU404」「アンナチュラル」の方も出ているし。本当に豪華だと思います。

石原さとみさん(三澄ミコト役)

「アンナチュラル」は私の人生において、確実に唯一無二の大切な作品です。UDIラボ(不自然死究明研究所)が完全再現されていて、たった1日…あ、“1日”って言っちゃって良いですか? 我々の撮影は、たった1日だったんですよ。その一日のためにUDIラボが細部まで再現されているのを見て、このチームの情熱や意気込みを感じて泣きそうになりました。

井浦 新さん(中堂 系役)

「アンナチュラル」の最終話で、最後に野木さんが「彼らの旅は続く」って言葉を添えてくれていたので、その旅がずっと「ラストマイル」まで続いていたんだなと思いました。だから、「ラストマイル」の脚本を読んで、グッとくるものがありましたね。

市川実日子さん(東海林夕子役)

本作の撮影は、ご褒美のような時間でした。細部まで楽しんでいただけたらと思います。アンナチュラル」だけど「ラストマイル」で、ちゃんとみんなが「ラストマイル」の中では進化していました。へっぽこの六郎(窪田正孝)だって成長していますからね。へっぽこがいてこその、東海林だったんだなって感じましたね。

綾野 剛さん(伊吹 藍役)

先ほど、新さんが「この旅は続く」って言っていましたが、我々の最後のセリフも「ゼロ地点から、ここからだ」という言葉で終わっています。それが、こういう形でつながったことはとてもうれしいです。
「アンナチュラル」「MIU404」「ラストマイル」…。愛おしくてたまらないですね。その中で一つ、私の役にとって大きかったのは、志摩にまた再会できたことです。志摩、ありがとう!

星野 源さん(志摩一未役)

この作品…別名「野木亜紀子祭り」「新井順子祭り」ということで、参加するのがすごく楽しみでした。台本を読んだら、本当に素晴らしいストーリーで、市井の人々が主人公であり、“ラストマイル”という言葉は観た人が絶対に忘れられない言葉になると思います。きっと皆さんが生活の中に持ち帰られる作品になると思います。

麻生久美子さん(桔梗ゆづる役)

私にとって、桔梗隊長は一生に一度、出会えるかどうかの大切な役です。今回こうして戻ってこられて、また演じることができて、志摩と伊吹と再会できて、またこの世界を味わえて、本当に楽しい撮影現場でした。この作品、最初から最後までずっと面白いです。ぜひご覧ください!

塚原あゆ子監督

「そうそうたる皆さんが本当に出ていたんだ」という実感が、ようやく今になってわいてきました。同じシーンの撮影がある方ばかりでもないので、今日「はじめまして」の方もいらっしゃると思います。一つの目標に向かって本作をつくり上げました。 “ラストマイル”という言葉に込められた思い、野木さんの描く2024年の物流を、皆さんに届けられると思うと非常に嬉しいです。ぜひご覧ください!
本作を観て、持ち帰って考えていただきたい内容もありますが、「アンナチュラル」「MIU404」をご覧になっていない方でも、楽しめるように野木さんがきっちりと作っています。これが、どういう風に皆さんに届くのかを知りたいです。

【番外編】企画を知ったのは誰が一番?問題勃発?!

キャストの一言をきっかけに、“シェアード・ユニバース”企画を知ったのは誰が最初か問題が起こりました。(パソコン向けに)メッセージアプリ形式でお届けします。

大倉:(ややドヤ顔)僕は「MIU404」の撮影中に、塚原監督との雑談で本作の構想を先に聞いていました!

石原:「MIU404」撮影終わりに「“アベンジャーズ”がやりたいんだよね」とおっしゃっていました。
塚原監督:結構、みんなに言っていたのかな(笑)。

大倉:大恥かいたよ! 何で「僕だけ知っていた」みたいなことを言ったんだろう。

井浦:僕は、ラッキーなことに、新井プロデューサーと塚原監督と「アンナチュラル」以降に撮っていた作品の時に「ちょっとスタンバイしていてね」と言われたので……(中堂役のため)髪を伸ばしました。
星野:実は、僕は「MIU404」の前にこの話を聞いていたんですよ。たぶん、一番早いと思います。

大倉:もうやめてくれ!

石原:それは、どこ情報ですか?
星野:プロデューサーさんたちの話で、フワッとした「できたら良いよね」という状態での話を聞きました。「MIU404」に松重豊さんや飯尾和樹さんが出ていた時点で、もう着々と伏線が張られているんだなと思っていました。
綾野:僕も途中から聞いていました。大倉さん。

大倉:もう何も言わないでくれ……。

綾野:だから「MIU404」の撮影の時に「メガネとか衣装を残しておかないと」と思いました。今日もこれは、伊吹のメガネです。もしかしたら、本当の意味で最後かもしれないと思ったので、伊吹と一緒にステージに立とうという気持ちでした。大倉さん、すみません。たぶん、みんな聞いていました。

大倉:ありがとう。いろいろ気が済んだよ、僕も。

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