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THE ICEMAN 氷の処刑人|俳優マイケル・シャノンの代表作って何?

映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』のマイケル・シャノン
映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』のマイケル・シャノン

[シネママニエラ]俳優マイケル・シャノンの代表作って何でしょうねえ?
あるとき知人との会話で、映画『マン・オブ・スティール』ゾッド将軍役の人って誰?という話しから展開した疑問。即座に思い出したのは、映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』での演技でした。んー、いろいろ脇役として出演しているのは分かってはいるものの、ほかの作品名が思い浮かばない!(失礼)

そんなとき、日本で映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』が公開になることが分かりました。同作は、実在した殺し屋リチャード・ククリンスキー[Richard Kuklinski]の姿を描いたクライムサスペンスで、アンソニー・ブルーノ著のノンフィクション「氷の処刑人」(原題「The Iceman: The True Story Of A Cold-Blooded Killer」)がベースになっている。父親はポーランド移民で、母親はアイルランド移民で、彼は両親(特に父親から)虐待を受けて育ったという背景があるようです。

マイケル・シャノンが演じるのは、連続殺人犯。といっても、彼には殺しを請け負うのは職業だということ。しかも、その冷酷さから=アイスマン(氷の処刑人)といった呼ばれ方になるわけで。怪演にならないわけがありません。製作開始時のトリビアがあって、実はプロデューサーは監督アリエル・ヴロメンの力量を示し、出資者を説得させるため約4分のテスト版を撮らせます。その映像がこちら。ロサンゼルスで1日で撮影されたものだとか。

映画『THE ICEMAN 氷の処刑人』メイキング映像

妻のデボラ役にはマギー・ギレンホールが予定されていたものの彼女が降板。それを受けて、ウィノナ・ライダーが時に可愛く(時にエロく)演じています。シャノンの伸長が193センチもあるので、ふたりが並ぶと……。

欲を言えば、ククリンスキーが行為に及ぶことへの心理面に迫る何かが描かれれば、とも思う。が、しかし、そうした掘り下げをしない分、彼の存在、何故にいとも簡単に人の命を奪えるのかという意味での不気味さが残る。というわけで、彼の確かな演技力が分かる作品という意味でマイケル・シャノンの代表作と言えるでしょう!

R15+
原題=THE ICEMAN
日本公開=2013年11月9日
配給=日活
公式サイト http://iceman-movie.net/
©2012 KILLER PRODUCTIONS, INC.

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