世界の巨匠・北野武『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』海戦シーンを絶賛
世界の巨匠・北野武監督が、リドリー・スコット監督の映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(原題 Gladiator II )を鑑賞し、壮絶な海戦シーンを絶賛。興奮冷めやらぬインタビュー映像が解禁となった。
第73回アカデミー賞(R)では作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした、名匠リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する伝説の名作『グラディエーター』の“その後”の物語を、リドリー・スコットが描くことで話題の映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』がいよいよ公開。
前作では、古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む姿が描かれた。伝説の名作『グラディエーター』の“その後”が、24年の時を経て描かれる。
本作では、ローマ帝国が栄華を誇った時代。ローマを支配する暴君の圧政によって自由を奪われたルシアス(ポール・メスカル)は、グラディエーター(剣闘士)となり、コロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じていく。果たして、怒りに燃えるルシアスは帝国への復讐を果たすことができるのか。
その『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を、世界の巨匠・北野武がいち早く鑑賞し、その興奮冷めやらぬ激賞に次ぐ激賞のインタビューを、ギュっと凝縮した特別コメント映像が公開された。
映画の感想を問われた北野は、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながら壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子で語る。古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われ、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と興奮止まらず!
自身の作品でもバイオレンスな演出を厭わず真正面から描いていき観客を虜にしている北野が、本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と目を輝かせて話す表情も印象的だ。
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(東和ピクチャーズ 配給)は2024年11月15日[金]より全国公開
©2024 PARAMOUNT PICTURES.
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』あらすじ・作品データ
ローマ帝国が栄華を誇った時代。平穏な暮らしを送っていたルシアスは、将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により愛する妻を殺され、捕虜として拘束されてしまう。すべてを失いアカシウスへの復讐を胸に誓ったルシアスは、謎の奴隷商人・マクリヌスに買われローマへと赴くことに。そこで剣闘士・グラディエーターとなった彼は、復讐心を胸に、力のみが物を言うコロセウム・円形闘技場で待ち受ける戦いへと踏み出していく!(R+15/(原題 Gladiator II )/2024年/アメリカ映画/148分)
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
キャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニ
ストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
出演:
ポール・メスカル
ペドロ・パスカル
コニー・ニールセン
デンゼル・ワシントン
ジョセフ・クイン
フレッド・ヘッキンジャー
リオル・ラズ
デレク・ジャコビ
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』予告編
©2024 PARAMOUNT PICTURES.
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公式サイトhttps://gladiator2.jp/
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