『六嘘』浜辺美波×赤楚衛二ら想いは六色！

シネママニエラ編集部

12時間前

映画『六人の嘘つきな大学生』の公開直前イベントが開催され、浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠が出席。公開を一週間後に控えた心境を聞かれ、各自がそれぞれの想いを述べた。

原作となる、浅倉秋成著の小説「六人の嘘つきな大学生」（角川文庫刊）は怒涛の伏線回収で大人気を博しており、今回の実写映画化では、監督・佐藤祐市、脚本・矢島弘一がタッグを組んでいる。

イベントの冒頭で、撮影から一年が経ち、いよいよ来週公開となる今の気持ちを問われた。まずは浜辺が、「「やっと！」という思いです。みんなでいっぱい宣伝活動をしました。一年前に撮影をして、公開されるのをとても楽しみにしていました。皆さんからどんな反応が返ってくるのか、映画公開の時は毎回不安になります。その時間を一年間味わったので、本当に観ていただくのが楽しみです」とニッコリ。

「撮影から、宣伝活動中も六人の仲は全然変わっていませんでした。映画の共演者の方とは、撮影中はちょっとした距離感があって、宣伝活動でだんだん仲良くなっていくことが多いんです。でも、僕たちは、最初からトップスピードで仲良くなりました」（赤楚）。「作品が公開してしまうと、六人で集まって、取材やイベントの場に出られなくなると、みんなと会えなくなるので寂しいです。作品の公開が近づいて、寂しくなるのは初めてです」（佐野）。「宣伝活動や、予告映像を観て、「犯人は誰なのか」「六人の秘密とは何なのか」作品への（期待の）ハードルが上がっていると思います。本作は、そのハードルをMAXまで上げて、観ていただきたいです。今日もハードルをガンガンに上げていきます。強気です！」（山下）。「撮影は一年前なので、「ようやく」という感じです。皆さんがどんな感想を持つのか、楽しみです。それと同時に、原作がとても素晴らしいので、プレッシャーや不安もあります」（倉）。「一番は、皆さんの感想が楽しみです。原作とは違う部分もあるので、みんなで一生懸命作ったものが、どのように受け止められるのか、すごく楽しみです」（西垣）というように、各自がそれぞれの想いを述べた。

撮影への臨み方や、共通お題の「【六人の〇〇な〇〇】では、もしもまた六人で共演をするとしたら、どんな映画にしたいか」とたっぷりトークを経て、イベント後半はゲームコーナーへ。「騙されやすい俳優」決定戦として、トランプマンが登場し、３つのカップのどこかにボールを入れてシャッフルし、どこにボールがあるか当てることに。当たれば抜けて生き、最後まで残った人＝騙されやすい俳優というもの。
騙されやすいか否かを問われると、浜辺だけが「騙されやすい方だと思う」と手を上げた。こちらのゲームの結果は、佐野、西垣、浜辺の順で正解。赤楚、山下、倉の３名が騙されやすい俳優となった。

次のゲームは、６人同時に黒ひげ危機一髪に挑戦。ゲーム前は、赤楚、倉、西垣が勝負に強いと自負していたが、いざゲームが始まると赤楚が早々に負けて、続いて浜辺が脱落、そして、山下、佐野、西垣と続き、倉が勝ち残った。

最後のご挨拶は、「騙されやすい俳優」に決まった３名のうち、赤楚が代表して、「皆さん、あっという間のお時間でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか。本編は、こういった楽しいお話ではなく、ヒリヒリした感じになっています。「黒ひげ危機一髪」のようなドキドキ感を味わえる作品になっていますので、皆さん、ぜひ楽しみにしていてください。本日はありがとうございました」と語りかけて、イベントの内容に絡めつつ、観客の期待をあおることも忘れなかった。

映画『六人の嘘つきな大学生』あらすじ・作品データ

誰もが憧れるエンタテインメント企業「スピラリンクス」の新卒採用。最終選考まで勝ち残った６人の就活生に課せられたのは“６人でチームを作り上げ、１か月後のグループディスカッションに臨むこと”だった。全員での内定獲得を夢見て万全の準備で選考を迎えた６人だったが…急な課題の変更が通達される。「勝ち残るのは１人だけ。その１人は皆さんで決めてください」。会議室という密室で、６人は共に戦う仲間から1つの席を奪い合うライバルになった（2024年／日本映画／113分）
原作：浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」（角川文庫刊）
監督：佐藤祐市
脚本：矢島弘一
出演：浜辺美波赤楚衛二佐野勇斗山下美月倉悠貴西垣匠

映画『六人の嘘つきな大学生』あらすじ・作品データ

映画『六人の嘘つきな大学生』予告編