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シンシア・エリヴォ×アリアナ・グランデ来日!「ニホンだいすき」

シンシア・エリヴォ×アリアナ・グランデ来日!「ニホンだいすき」

映画『ウィキッド ふたりの魔女』(原題 Wicked )で第97回アカデミー賞作品賞ノミネートを果たしたジョン・M・チュウ監督、エルファバ役で主演女優賞にノミネートされているシンシア・エリヴォ、同じくグリンダ役で助演女優賞にノミネートされているアリアナ・グランデが揃って来日し、2月19日にジャパンプレミアイベントが開催された。

左からアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォ

イベントには、日本語吹替版キャストを務めたエルファバ役の高畑充希とグリンダ役の清水美依紗、グリンダの友人ファニー役を担当したkemio、そして同じくグリンダの友人シェンシェン役を担当したゆりやんレトリィバァも集結し、日米キャストが夢の共演を果たす機会に多くのマスコミが集った。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』(原題 Wicked )ジャパンプレミア

本作は、不朽のミュージカル「ウィキッド」の映画化。エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派俳優シンシア・エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティストのアリアナ・グランデを主演に迎え、『クレイジー・リッチ!』や『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務めている。
全米では興行収入約700億円以上の大ヒット。ブロードウェイミュージカルの映画化作品としては歴代最高の全世界興収を記録し、1月23日に発表された第97回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞など主要部門を含む計10部門にノミネートされている。

シンシアとアリアナのアクセサリーに着目! 手元アップはフォトギャラリーにあります

TOHOシネマズ日比谷にて行われた舞台挨拶では、シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョン・M・チュウ監督が大きな歓声と共に入場。階段を上がるアリアナをエリヴォとチュウ監督がエスコートするなど、仲の良さが伺える登場となった。今回4度目の来日となるチュウ監督はとにかく日本の観客は最高だと言い「皆さんの想像性、そして街の清潔さなどすべてが大好きです」と興奮を露わにした。また、シンシアは「この作品を携えてまた日本の地を踏むことが出来て誇らしく思い、愛する日本の皆様と一緒に分かち合えることが大変嬉しいです」と感謝を述べ、「ありがとうございます」と日本語を披露。そして、アリアナは「私にとって世界で最も大好きな国である日本に久しぶりに訪れることが出来て、とても嬉しく思います」と溢れんばかりの愛を表現し、「日本が大好きです」と加えて会場を沸かせた。

高畑充希からシンシア・エリヴォに花束贈呈

  世界的に成功を収めている作品の一部であることを、どのように感じているかを聞かれたチュウ監督は「才能あふれるふたりとこの時期に一緒に仕事が出来てとても嬉しく思います」、エリヴォは「この作品で素敵だったのは、非常に大きな作品ではあるのですが、ファミリーとして作品を創り上げることができたことです。そして、愛やシスターフッド、成長など様々なテーマを含んだ作品で素敵なキャストたちがいる中でエルファバを演じることが出来てとても光栄でした」、グランデは「やっとここに来られました。私が愛し続けたこの作品をやっと日本の皆様にお見せすることができる。素晴らしい人間性を現しており、自分自身であることに恐れなくて良いよということを語っています。そして、ここにいるふたりとこの作品に携われたことが私の人生にとってとても光栄なことです」とそれぞれが作品から感じたメッセージと共に尊敬の念を語った。また、この本作のストーリーがこれほどまで観客に共感された理由についてチュウ監督は「全く正反対であるふたりがお互いの違いを乗り越えて友情を結ぶことは世界中の人が望んでいることであり、こういったことが可能なのだということをミュージカルに乗せて表現している素晴らしい映画なんだ」と語り、そのまま続けてネタバレを口走ってしまいそうになってしまい、エリヴォとグランデから「オーマイガー」と制止されるお茶目な一面も覗かせた。

清水美依紗からアリアナ・グランデに花束贈呈

 本作において素晴らしいパフォーマンスを披露しているふたりが役を演じるにあたり準備したことについて、エリヴォは「『ディファイング・グラヴィティ』を歌う際に、飛んでいる気持ちが分からなければ歌えないと思ったので、自分でスタントをするためにトレーニングを積んで、飛びながら同時に唄えるところまで持っていくことが出来て、これはスタントの専門家とヴォーカルコーチの存在あってだと感じています。そして、その場で歌いながら撮影し、その瞬間に自分が存在して、生きているということが作品をよりリアルなものにしたと思っています」と驚きの撮影秘話を明かし、グランデは「この作品のために出来る限りの準備をしました。今まであまり使ったことがないソプラノなどの音域のトレーニングを重ねることで、セットに入っても問題なくこなせるように入念に準備しました。また、セットで歌うことによって自分の感情を真に表現することが出来て、自分の演技に集中することもできました。例えば『ポピュラー』ではアドリブも入れて、シンシアのリアクションをその場で感じることが出来ました」とさりげないアドリブを取り入れたことを明かした。

高畑は「私はウィキッドの大ファン。そしてシンシアの大ファンでもあり、4年前にコンサートも観に行っていたほど」と語る

 そして、日本が大好きで複数回訪れたことがある3人は、「滞在中にしたいこと」を聞かれると、今回が4回目の来日となるチュウ監督は「ウィキッドの吹替版を日本の皆さんと観たい。あとは、原宿でショッピングをしたい」、エリヴォは「ファッションと同じくらいものを描くことが好きなので、イケてるヴィンテージショップや文房具店で美しい万年筆と出会いたいです。また、皆さんと共にこの映画を観たい」、約8年ぶりの来日となったアリアナは「実は最も楽しみにしていたことのうち2つは出来ました。そのうちの1つは両親と一緒にショッピングに行くことで銀座で叶いました。父は今回が初めての来日です。もう1つは、長い間会えなかった日本のファンの皆さんにお会いできたことで、とっても嬉しかったです!」と、それぞれ待望の来日での楽しみを語っている。

kemio、ゆりやんレトリィバァから監督に花束贈呈

イベントの後半は、吹替版キャストの高畑、清水、kemio、ゆりやんレトリィバァが登壇し、来日ゲストに本作をイメージするカラーで彩られた花束をプレゼント! 華やかなイベントとなった。
最後に日本の観客へ向けて、監督は「たくさん愛を注いで作ったので、その愛を感じてもらえると嬉しいです」、エリヴォは「実は今日ずっとアリアナから日本語を教わっていたの」といい「ニホンダイスキ!」と学んだ成果を披露。ここで「アリアナ先生」と褒められ、ご機嫌になったグランデは「日本にあとどのくらいで行けるかと思うくらいずっと楽しみにしていました。感謝でいっぱいです!」と語り、改めて日本語で「アリガトウー」と日本への愛と感謝を語り、終始仲睦まじく和やかな雰囲気でジャパンプレミアイベントは幕を閉じた。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』(東宝東和 配給)は2025年3月7日[金]より全国公開
©Universal Studios. All Rights Reserved.

映画『ウィキッド ふたりの魔女』あらすじ・作品データ

(2024年/アメリカ映画/164分)
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジwithミシェル・ヨーandジェフ・ゴールドブラム
監督:ジョン・M・チュウ
製作:マーク・プラット
脚本:ウィニー・ホルツマン
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」/作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ、脚本:ウィニー・ホルツマン

日本語吹替版キャスト:高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠、山寺宏一、武内駿輔ほか
日本語吹替版スタッフ:三間雅文(台詞演出)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー)、高城奈月子(歌唱指導)、吉田華奈(歌唱指導)

映画『ウィキッド ふたりの魔女』予告編


©Universal Studios. All Rights Reserved.

映画『ウィキッド ふたりの魔女』公式サイトhttps://wicked-movie.jp/
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映画『ウィキッド ふたりの魔女』(原題 Wicked )ジャパンプレミアフォトギャラリー
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映画『ウィキッド ふたりの魔女』ジャパンプレミアのフォトギャラリー

映画『ウィキッド ふたりの魔女』予告編


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映画『ウィキッド ふたりの魔女』公式サイトhttps://wicked-movie.jp/
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