ポン・ジュノ監督『ミッキー17』スタジオジブリ作品に大きな影響を受けた!
映画『パラサイト 半地下の家族』で第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、第92回アカデミー賞®では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞した稀代の映像作家ポン・ジュノの最新作。一発逆転の夢の仕事!!のはずが…ブラック企業の使い捨てワーカーに!人生失敗だらけ、どん底主人公・ミッキーvs超絶強欲な権力者たち逆襲エンターテイメント。(原題 Mickey 17 )

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スタジオジブリ作品から影響を受けたという謎のモンスター“クリーパー”の誕生秘話を明かす
『ミッキー17』の劇中で“クリーパー”と呼ばれる謎のモンスターは、その見た目から『風の谷のナウシカ』(1984)に登場する“王蟲(オ-ム)”を彷彿させる。宮崎駿監督からの影響をポン・ジュノ監督に直撃すると、「『Okja/オクジャ』(2017)のときも、主人公のミジャがオクジャのお腹の上で昼寝をするシーンがありましたが、あれはまさに『となりのトトロ』(1988)からインスピレーションを受けたシーンでした」と前置きし、「クリーパーはもう少し複雑で、様々なインスピレーションが混在しています。デザインそのものは、クロワッサンから着想を得たもので、パンが出発点です。動きに関しては、様々なアイディアが組み合わさっています」と続ける。さらに「ジュニアクリーパーがボールのように丸まっていく動きが登場します。それはアルマジロを参考にしています。出来上がったものを見て、ダンゴムシのようだと言う方もいましたが…」と微笑むと、宮崎駿監督作の「『風の谷のナウシカ』で王蟲が群れになって突進するシーンも、インスピレーションの源だったと言えます」と告白している。
映画『ミッキー17』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2025年3月28日[金]より4D/Dolby Cinema/ScreenX/IMAX 全国公開
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映画『ミッキー17』あらすじ・作品データ
人生失敗だらけの男“ミッキー”が手に入れたのは、何度でも生まれ変われる夢の仕事、のはずが……⁉ それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった! しかしブラック企業のどん底で搾取されるミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は一変。使い捨てワーカー代表、ミッキーの反撃が始まる!
(2025年/アメリカ映画/ビスタ/137分 日本語字幕翻訳 松崎広幸)
監督・脚本:ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
映画『ミッキー17』予告編
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映画『ミッキー17』公式サイト
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ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』カンヌ最高賞受賞!
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