[シネママニエラ]来日中のキアヌ・リーヴスが11月18日、ザ・リッツ・カールトン東京における『47RONIN』記者会見に、真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウ、赤西仁、カール・リンシュ監督と一緒に出席した。キアヌは、大石内蔵助を演じた真田のことを師匠と呼び、その教えに感銘を受けたことを明かした。
日本の史実・忠臣蔵をベースとした本作をキアヌは「日本に対する敬意をこめて」と主張。そして、本作で浪人を演じたことについて「(自身が演じた)カイはアウトサイダーで、サムライたちと組んで旅を共にし、武士道を取り戻していくという役どころで、非常にやりがいがありました。このプロジェクトの参加は心躍る体験」とし「このプロジェクトに入る前に、真田さんと初めて会ったときに、話の中で、“シンプル&ディープ”という言葉をおっしゃっていました。その言葉に感銘を受けたんです。彼は素晴らしい大石像を作り上げてました。すべての人に気を配り、献身的な姿はまさに大石でした。彼のような師匠に助けていただきました」と感謝を口にした。
そんなキアヌの言葉を受けて、真田は「彼は世界的なビッグスターですが、ある意味とても普通な人なんです。シャイで謙虚な心があって、まさにカイという役にぴったりでした。自分に厳しく人に優しい彼は、武道の精神を持っていると思います」と絶賛。
そんなシリアスムードの中、浅野は「日本の題材を海外で映画化することは興味深いこと。しかも“浅野家”の話じゃないですか? 幼少時から祖母に何度もこの話を聞かされていたので、ぜひ参加して浅野家を演じたいと思っていたら……(敵対する)吉良役だった(笑)」と発して、キアヌを笑わせることに成功。とびっきりの笑顔を引き出していた。
原題=47RONIN
日本公開=2013年12月6日
配給=東宝東和
公式サイト http://47ronin.jp/
©Universal Pictures
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