映画『アンジェントルメン』(原題 THE MINISTRY OF UNGENTLEMANLY WARFARE )は、2016年に開示されたウィンストン・チャーチル首相の機密ファイルを情報源とした実話に基づく物語。世界で最も有名なスパイ、ジェームズ・ボンドを生み出した海軍情報将校イアン・フレミングも関わっていたというSOE(特殊作戦執行部)の指揮下で秘密裏に組織された“非公式”特殊部隊が挑んだ「オペレーション・ポストマスター」を描く。

監督は「私の理解では、近代における最初の極秘ミッションだ。そしてそれが、各国の特殊部隊の誕生につながった。そのことだけで十分な話で、彼らにとってとんでもなく不利な状況だったが、それはまさに素晴らしい結末だった。面白い物語だ。」と、歴史的背景を含めモデルになった人物へ称賛を贈る。そして、『007』ジェームズ・ボンドのモデルとなった主人公を演じるヘンリー・カヴィルについては「彼とは『コードネームU.N.C.L.E.』を一緒に作ったが、とても楽しかった。 ヘンリーと私は気が合うし、仕事相手としても上手くいく。彼は必要なものを持っていた 、それを一緒に引き出せると思った。だから、彼の起用は本当に理にかなっていた。彼はすぐにキャラクターを理解し、その時点でほとんどの作業は終わっていた。」と、起用について明かす。

ジェリー・ブラッカイマーとの仕事については「ジェリーと仕事が出来て嬉しい。一緒に仕事をすると楽しいんだ。彼はとてつもなく経験豊富で、穏やかな人柄で、クリエイティブへの探求心があり、一緒に仕事をしていて気楽だし、とても協力的だ。何よりもまず、ジェリー・ブラッカイマーの映画に対する愛情と知識をきちんと理解し、高く評価することだと思う。ジェリーは仕事に熱狂的な情熱を傾けている。彼は映画における完璧なパートナーのような存在だ。本当に必要なものは、協力し合えるパートナーだ。そして、彼は映画製作に対して実に寛大だ。ジェリーはまさにすべてを備えていた経験豊富で、協力的で、前向きで、そして怠け者ではない。」と、完璧なパートナーだと絶賛している。
映画『アンジェントルメン』ガイ・リッチー監督インタビュー
©2024 Postmaster Productions Limited. All Rights Reserved.
映画『アンジェントルメン』(KADOKAWA 配給)は2025年4月4日[金]より全国公開
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映画『アンジェントルメン』あらすじ・作品データ
第二次世界大戦中、独ナチス軍の猛攻により英国は窮地に追いこまれていた。ガス少佐(ヘンリー・カヴィル)は特殊作戦執行部に召喚され、ガビンズ‘M’少将とその部下イアン・フレミングから任務を言い渡される。
「英国軍にもナチスにも見つからず、北大西洋上のUボートを無力化せよ――」
“イカれた”メンバーを集め漁師を装い船で現地へと向かうガス。潜入工作員のマージョリー、RHらとともに作戦決行に向け準備を進めるが、予想だにしない展開により事態は暗礁へと乗り上げてしまい……。(2024年/英語/シネスコ/カラー/5.1ch/120分 日本語字幕翻訳:牧野琴子)
監督:ガイ・リッチー(「シャーロック・ホームズ」「コードネーム U.N.C.L.E.」)
製作:ジェリー・ブラッカイマー(「トップガン マーヴェリック」「パイレーツ・オブ・カリビアン」)
脚本:ポール・タマシー&エリック・ジョンソン&アラッシュ・アメル&ガイ・リッチー 原作:ダミアン・ルイス著 “Churchill’s Secret Warriors: The Explosive True Story of the Special Forces Desperadoes of WWII”
出演:ヘンリー・カヴィル、エイザ・ゴンザレス、アラン・リッチソン、アレックス・ペティファー、ヒーロー・ファインズ・ティフィン、バブス・オルサンモクン/ヘンリー・ゴールディング/ケイリー・エルウィズ
映画『アンジェントルメン』公式サイトhttps://www.ungentlemen-movie.com/
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