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ドラえもん史上初3DCGアニメ映画に10名のご意見番が!

3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』10名の子ども経験者のみなさん
3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』10名の子ども経験者のみなさん
©2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会

[シネママニエラ]「ドラえもん」史上初の3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』において、作品完成までを見守る著名人10名が集結することが明らかになった。

2014年8月の同作公開に先駆けて、未完成試写会を3回に渡って実施し、それら一般には見せることのない未完成映像(メイキング含む)を鑑賞し、作品の印象を率直に自身の言葉で語るというもの。題して「10人の子ども経験者(あいうえお順)」の構成は、秋元康(作詞家)、大久保佳代子(タレント)、黒柳徹子(女優)、小山薫堂(放送作家)、田村淳(タレント)、豊田章男(トヨタ自動車 社長)、羽鳥慎一(フリーアナウンサー)、前田敦子(女優)、森永卓郎(経済アナリスト)、ローラ(タレント)という各界を代表する10名。

未完成試写会の仕掛け人である佐々木宏・クリエイティブディレクターは、企画の経緯を「制作途中のものを観せていただき、とても面白かったんです。よくある完成披露試写会直後の口を揃えての大絶賛コールCMは好きじゃないので、こういう通常なら観ることのできない、まだ全然できていない段階の映像制作の舞台裏を観てコメントを頂くのはどうだろう?って。いろんな立場の方に、未完成の段階から映像が出来上がっていくのを、最後まで付き合って観て頂きたい」と述べている。

このほど第1回目となる未完成試写会が実施され、約6分間のメイキング映像を鑑賞し、各自コメントを発表した。

・秋元康(作詞家)
周りがもっと刺激をとか、もっと奇をてらったことをやってるときに、ドラえもんがラブストーリーという一番わかりやすい物語に戻っているのはすごく面白いなと思いましたね。望みがいろいろ叶うのに、ドラえもんでもコントロールできなかったことが、その人間の心なんだとかいう意味では、すごく面白い。また、ひとりの女性としての生き方として、しずかちゃんタイプかどうかっていうのが飲み屋で語られるようになると思うんですよね。いろんな意味で、相当クオリティー高い作品です。

・大久保佳代子(タレント)
周りのアラフォー独身女子たちは、仕事も大変だし、恋愛も上手く行かなくてギスギスしている人たちが多いので...これを観たら心が穏やかに、ドラえもんのように丸くなれそう。出木杉とのび太のどちらを選択する?想像するに、最初に出木杉くんと付き合うけど、振り回されたり、自分に自信がなくなって、別れてしまい、ふと見たらのび太がそばにいて、常にそばで見守ってくれて、のび太に落ち着くんだと思います、それが私ですね(笑)

・黒柳徹子(女優)
やっぱりみんなこれを見ていてそうだ、こういうことがあったって、僕たちはみんな昔は子どもだったんだ、っていうことをこれで思い出すのもね、すごくいいと思います。こんなに平和的で面白い可愛いものって少ないですものね。ちょっと顔がなんか今風っていうか、目が大きい。いいんですけど、あんな大きい目の人はいないので。前の顔の方がいいな~なんて...まぁ今の若い子はどうなんでしょう。藤子さんはあっちで「へ~こんなにやってるんだ」ってお喜びだと思いますよね。

・小山薫堂(放送作家)
のび太君に感情移入してしまいまして、自分の子供の頃に似ているような、いつもドラえもんがいたらいいなと思ってました…自分の時間を巻き戻されたような感じがしまして、ラブストーリーって一歩間違えるとものすごく安っぽくなる気がするので、それを山崎さんとかがどうもっていくのか楽しみです。未完成試写会って企画、ちょっと嫉妬しますね。こういうやり方ってあまりないので、ズルいなって思いました。ドラえもん卒業生が全部集まる同窓会のような感じになるんじゃないかなと思います。今までの倍くらいいくんじゃないですか? これ世界でもかなり受けるんじゃないですかね。

・田村淳(タレント)
俺の好きなスネ夫がすごい気になりますね。スネ夫の声優オーディションも受けたことがあるので(笑)雪山でしずかちゃんが遭難っぽいのして意外と大人でもハード目の恋してるな。のび太が大丈夫かなって心配になったり。3DCGだとドラえもんのさらなる向こう側のものが見えてきて、いろいろ頭の中で想像していたのが正解で出てくるわけで。思い描いていたよりも、タケコプターってすげぇんだなって。ただ懸念点は、一度この3Dのドラえもんを観ちゃうと、3D観てないんならドラえもん語るなよっていうヤツ出てきそう。

・豊田章男(トヨタ自動車 社長)
夢って自由ですね。空を飛んだり、時間を越えたり、ドアを開けて遠い国に行ったり。それを実現したいという想いが、努力や工夫、情熱なんだと思いますね。ドラえもんは、子供たちの夢を無限に大きなものにしてくれるし、みんなドラえもんに出会って育ってきたと言ってもいいくらい。そんな出会いがあったからこそ、日本独創の技術や技能、イノベーションが生まれてきたのかもしれないなと。ドラえもん、ありがとう。日本が「もっといい日本」になっていくためにこれからも私たちのそばにいてください。

・羽鳥慎一(フリーアナウンサー)
ドラえもんファンの人が、気になる場面挙げてくださいって言ったときに絶対出てくる場面が全部入っていて。数分でこの状態なので、100分はまずいですね。100分は持たないです。ハンカチじゃなくてタオルですね。今ので泣きますもん。3Dっていうと、また変なことしちゃって…みたいなのが全然なくって、面白いです。しずかちゃんの選択…大人がいろんな話をするきっかけになれる映画になりそうな感じがします。

・前田敦子(女優)
出木杉くんがカッコよかったです(笑)相変わらずハンサムで、すぐわかりました。ラブストーリー...のび太君としずかちゃんはもちろんですけど、のび太君とドラえもんも友情のラブストーリーですよね。本当にお互い好きなんだなって。ジャイ子役もやらせていただいたので、ジャイ子もどうなるかすごい楽しみです。

・森永卓郎(経済アナリスト)
一番衝撃を受けたのは、しずかちゃんですね。今までのアニメのしずかちゃんで脳裏に焼き付いていて、20年ぶりにあったら結構ショック受けちゃうみたいな(笑)そんな感じ?私フィギュア集めてるんですよ。フィギュアは全面変更を迫られるでしょうね。大体のび太みたいな男がしずかちゃんにモテるっていうのは、男の妄想として最大級の幸福なわけです。

・ローラ(タレント)
なんだろう?リアルになった分、なんかもっとドラえもんが近くにいる感じがして、あと、のび太君もあれ?なんか魅力的かも?って、ちょっと思っちゃった。なんかドラえもんとLOVEってイメージなかったから、でも、私ね、コレ絶対恋人とかと行きたい。デートでドラえもんってイメージなかったけど、これはすごい行きたい。

日本公開=2014年夏
配給=東宝
公式サイト http://doraemon-3d.com
©2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会

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