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中田英寿「勇気ある冒険」を語る、被災地の子どもたちに映画『タンタンの冒険』鑑賞券をクリスマスプレゼント!

11月27日、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の~Support Our Kids~チャリティ試写会がTOHOシネマズ日劇1にて行われ、東日本大震災で被災した中学生・高校生200名が招待され、元サッカー日本代表の中田英寿やベルギー大使らと共に同作を鑑賞した。本試写会は、原作が誕生した国であるベルギー大使館が主催し、複数の団体が賛同し、この日実現した。

写真は、リュック・リーバウト(ベルギー王国大使館 駐日特命全権大使)、ファニー・ロドウェル(エルジェ・エステート プレジデント)、ニック・ロドウェル(『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』エグゼクティブ・プロデューサー)、被災地より招待された中高生の代表者3名。

中田英寿といえば、本作の主人公タンタンのように勇気をもって世界中を飛び回り、日本中に希望を与え続けている存在。彼はスピルバーグ監督らの声掛けに賛同し、スペシャルゲストとして登壇した。「僕自身、前からこの作品は見たいと思っていたので今日はとても楽しみでした。僕も世界中を飛び回って、いろんな経験をしてきました。ただここまではちゃめちゃではなかったですけど(笑)」と語り、「この映画は、全世界で読まれている絵本が原作となっていますが、笑いもたくさんあって子どもから大人まで楽しめる作品だと思います。その中に教訓もあり、人生において勉強にもなるんじゃないかと思います。原作を読んで観るとまた違った面白さが味わえると思います。映画を観た経験も活かして、これからを過ごしていってほしいです」とメッセージを送った。

スピルバーグ監督とプロデューサーのピーター・ジャクソンより、この日のためにスペシャルメッセージ(映像)が届けられ、披露された。さらに中田は、「映画の中で、ハドック船長も言っていましたけど、いろいろ大変な事があっても、勇気を持ってそれを乗り越えていくことは大切なことだと思います。面白さの中にも教訓があって非常に楽しめる作品」だと評価。それゆえ、東日本大震災で被災した子どもたちに、劇場鑑賞券2,000枚をクリスマスプレゼントすることを発案し企画が実現されることが発表された。

そして試写会後には記者会見が。中田英寿は一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」代表理事として登場。高校生記者から「今の高校生に必要な勇気ある冒険は何か」と問われると、中田理事は「最終的には自分の行動によってしか物事は実現しないので、例えば海外に行って勉強してみたり、いろいろ経験してみることが大事だと強く思います! 僕自身、海外や日本中を回っていますが、自分の行動でしか得られないものはあるので、若い世代の人にもいっぱい経験していってほしいですね」と真摯に語りかけた。

原題=THE ADVENTURES OF TINTIN
日本公開=2011年12月1日
配給=東宝東和
公式サイト
© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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◆原作はこちら

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