サイトアイコン シネママニエラ

クロエ・モレッツ&スコセッシ監督『ヒューゴ』NYプレミアに来場

『ヒューゴの不思議な発明』NYプレミア
StarPix©2011

[シネママニエラ]マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』は、監督のキャリア史上初の3D作品となるファンタジー・アドベンチャー・ムービー。そのニューヨークプレミアが、ジグフィールド・シアターにて開催され、スコセッシ監督とともに、出演者のエイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ、ベン・キングズレー、サシャ・バロン・コーエンが姿を見せた。

子どものイマジネーションを通してものを見るようになった

雨がちらりと降り始めたニューヨークのミッドタウン。ジグフィールド・シアター横には巨大テントが貼られ、その中に敷かれたレッドカーペットの回りには国内・国外から80社もの写真やテレビや新聞などのメディアが所狭しと並び、テレビは計26局からのレポーターがマイクを抱えてゲストの到着を待ち構えている。予定より遅れ、上映スタート30分前の19時、『ヒューゴの不思議な発明』のNYプレミアが幕を開けた。

主演ヒューゴのエイサ・バターフィルドはメガネをかけ、ネクタイをしめた落ち着いた雰囲気の小さな紳士で自分から握手を求めてくる好青年。「ジェームズ・キャメロンがこの作品を絶品と称えてくれたのは知らなかった。それは素晴らしい。いま、とてもワクワクしている」と、コメント。そして「ハロー、ジャパン」とカメラに向かって挨拶。

共演の女優クロエ・グレース・モレッツも「ジェームズ・キャメロンがこの作品を傑作と言ってくれたの? 知らなかった。素晴らしい!」と驚いた。「私は『アバター』は絶品だと思う。だから彼がスコセッシの『ヒューゴの不思議な発明』を絶品だと思ってくれたなんて素晴らしい。私もそう思うわ。マーティン・スコセッシは最高の監督と言われている人ですもの」と、コメント。愛らしい服装なので、デザイナーを聞くと「ドルチェ&ガッバーナのドレス、Sergio Obanaの靴、シャネルのブローチ」と、早口に答えて、ヘアの後ろにつけたブローチを見せてくれた。

マーティン・スコセッシ監督は「ジェームズ・キャメロンはこの作品をそんなふうに褒めてくれるなんて寛容な人だ。長年、彼とは話す機会がなかったが、ぼくは彼のヴィジョンや洞察力が好きだ。エンターテイメントがどこまで行けるかと、エンターテイメントを押して行く姿勢が」と語った。そして「僕は3Dが大好きなんだ。実は僕は3Dに心を奪われ、とりこになっているんだ。僕自身は決して3Dを作ることはないだろと思っていたからね。ところが、『アバター』などの映画が出回るようになり、いま、可能になった」と、全世界が注目するスコセッシ監督初の3Dへの熱い想いをコメント。「僕には先週12歳になったばかりの子供がいるし、子供の視野でものを見るようになった。子供のイマジネーションを通してものを見るようになったんだ」

なお、出席予定ではなかったスパイク・リーも急遽来場するなど、『ヒューゴの不思議な発明』NYプレミアは、盛大な雰囲気の中で開催された。

映画『ヒューゴの不思議な発明』予告編

原題=Hugo
日本公開=2012年3月9日
配給=ラマウント ピクチャーズ
©2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
StarPix©2011

[amazonjs asin=”B00AXVNI0U” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ヒューゴの不思議な発明 Blu-ray”]

モバイルバージョンを終了