[シネママニエラ]1月31日、ユニバーサル映画が100周年を記念して放つSF超大作『バトルシップ』の緊急来日会見がグランドハイアット東京にて実施され、主演のテイラー・キッチュ、ハリウッド進出第2作となった浅野忠信、そしてピーター・バーグ監督が登壇し、同作の魅力を語った。バーグ監督が、「ラブストーリーだ」と断言するや、会場は一瞬ポカーン。――その真意とは?
世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習がハワイで行われるなか、沖合にエイリアンの母船が出現! エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛かけてくる。攻撃の目的は? そして地球の危機にいかに対峙するのか?
――という明らかに男性向けな同作をいかに女性にPRするのか問われたところ、バーグ監督が「根幹にあるのはラブストーリー」だと真顔で断言し、「男の子が、憧れている女の子を手に入れるために、エイリアンなどの障害を乗り越えるんだ(笑)」と力説。その言葉を聞いたテイラーと浅野は一瞬ポカーンとした表情を浮かべていたのだが、すかさず「そう、愛のために、異星人と闘う主人公の愛を見届けて!(テイラー)」、「女性目線がわからないので、女性の皆さん劇場で確かめて(浅野)」と見事に同調してみせ、取材陣をうならせた。
そして、現在同作は、CGや視覚効果の作業をし約70パーセントが完成しているという。その撮影を振り返った浅野は、「現場にいるだけで、エキサイティングでした。監督が指示を英語でまくしたてるのですけど、何を言っているのか全然わからないんです。それをテイラーが説明してくれるんですけど、結局英語なんで……(笑)」とのお茶目発言をして、会場の笑いを誘った。
監督の「根幹にあるのはラブストーリー」発言は完成作を見なければ判断は難しい。思えば、『E.T.』『バックドラフト』『アルマゲドン』も“愛”がベースにあり、男女問わず涙したはず。筆者的には、イザというときに頼りになる男性たち、(それがかっちょいいリーアム・ニーソンなら最高)を登場させれば、日本女性の掴みはOKだと思うのだが。
#バーグ監督のしゃがれ声がステキでした。※本来の声ではない、と本人弁。
映画『バトルシップ』予告編
原題=BATTLESHIP
日本公開=2012年4月13日
配給=東宝東和
公式サイト http://battleship-movie.jp/
©2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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◆ピーター・バーグ監督作といえば
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