[シネママニエラ]映画『劇場版 SPEC~天~』が完成し、主演の戸田恵梨香と加瀬亮、竜雷太、神木隆之介、福田沙紀、椎名桔平、栗山千明、伊藤淳史、浅野ゆう子、堤幸彦監督が完成披露会見に登壇。堤監督の口から「SPEC(スペック)は人類の進化がテーマ」だというコンセプトが改めて語られた。
本作は、テレビドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」の映画化。スペシャルドラマを経て、これまでの謎が明らかになる!という。『~天~』では、特別捜査官の当麻紗綾(戸田)と瀬文焚流(加瀬)の元に「全員ミイラ死体殺人事件」の一報が入る。
会見ではドラマシリーズから主演を張る2人が中心となって本作をPR。戸田は「きっと『~天~』は点と点と点を繋げる、また一つの点だと解釈しています。また新たな謎が生まれ、今まで謎だったものが解決され、新たな魅力が一つ加わった作品になったと思います」と語る。加瀬は「ドラマの頃から大変生意気な作品で、ずっと愛着を持ってやってきました。たくさんの方に支持していただけて、今回映画という形でもっともっと多くの方に観ていただける機会となりました。みんなでたくさん工夫をし盛りだくさんになっています」と述べた。
そして、津田助広役の椎名桔平から「ドラマの段階で破天荒なキャラクターと奇抜なストーリーだった。(本作には)期待と不安を抱いて撮影に入ったのですが、さすがに堤監督の無茶振りはすごい」との声を筆頭に、青池里子役の栗山千明からは「最初の台本からクランクインまでに役柄の設定が変わりまして……」と暴露?!合戦に。すると堤監督は「植田プロデューサーと脚本の西荻さんによる世界があまりにも難解で。理解に苦しんでいるところもありまして。現場では分かったふりして説明していたということを、まずはこの場でお許しください」と陳謝。
しかしながら「逆にそれはとてもいいことで。このSPECは、観る人にとって一対一の作品なので同じ概念がない。人類の進化をテーマにしており、それぞれのSPEC像があるんです」とコンセプトに言及。そこから話題は、各自が欲しいSPEC談議に発展し、和気あいあいとしたやりとりが繰り広げられた。
なお、スペシャルドラマ「SPEC~翔~」は4月1日放映。
日本公開=2012年4月7日
配給=東宝
公式サイト
https://www.facebook.com/specspec
©2012「SPEC~天~」製作委員会
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