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スパイク・ジョーンズ『her/世界でひとつの彼女』

her/世界でひとつの彼女
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures

[シネママニエラ]スパイク・ジョーンズ監督が、映画『かいじゅうたちのいるところ』以来約4年ぶりの長編映画となる、初の単独脚本作品『her/世界でひとつの彼女』の邦題と日本公開が決まった。出演はホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、そして主人公を魅了し翻弄する人工知能型OSシステム“サマンサ”の声にスカーレット・ヨハンソン。

スパイク・ジョーンズ4年ぶり来日

舞台は近未来のロサンゼルス。他人の代わりに想いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオドア(ホアキン・フェニックス)が主人公だ。彼は、長年一緒に暮らした妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ傷心の日々を送っている。しかし、ある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)に出会うのだった。“出会う”といっても、実体をもたない彼女はコンピューターや携帯画面の奥から発せられる“声”でしかない。けれどセオドアにとって彼女は、驚くほど個性的で繊細で、セクシーでクレバー。次第にサマンサと一緒に過ごす時間を誰といるより幸せに感じて彼女の虜となっていく。

スカーレットは声だけの出演ながら、人間よりも人間らしくかつてない魅力を持ったガールフレンドを演じ、恋に落ちてしまう主人公の気持ちにリアリティを与えている。そんな愛おしさ、切なさがぎゅっと詰まったラブストーリーに仕上がっている。

映画『her/世界でひとつの彼女』は、2014年6月28日[土]より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

映画『her/世界でひとつの彼女』予告編

原題=her
日本公開=2014年6月28日
配給=アスミック・エース
公式サイト http://her.asmik-ace.co.jp
Photo courtesy of Warner Bros. Pictures

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