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西島秀俊「危ないアクションを自分でやらないと観客はドキドキしないと思う」

キム・ソンス、西島秀俊、真木よう子、伊武雅刀

キム・ソンス、西島秀俊、真木よう子、伊武雅刀

西島秀俊『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』会見にて
西島秀俊『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』会見にて

[シネママニエラ]西島秀俊主演のアクション・サスペンス映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』の公開を目前にし、タイトルに絡めて公開まで5日間カウントダウン!会見を都内で行った。本作でほとんどスタントなしのアクションに挑戦した西島は、「危ないアクションを自分でやらないと観客はドキドキしないと思う」という持論を語った。

最近の西島はアクション熱に憑かれた様子で「列車の上にのってトンネルよけながら闘うシーン。日本では難しいですが、やりたいんですよね」と吐露。本作では「ガラスでできた屋根を登ろうとして落ちかけるシーンを六本木で撮りました。下が墓地で本当に怖かったです。個人的にある程度危ないアクションを自分でやらないと、観客のみなさんがドキドキしないんじゃないかと思っていて、自分でやりたいと言ったらほとんどやらせていただきました。すごいカットがたくさん撮れて満足しています。特にカーアクションはなかなかできないので。僕自身が色々なことに追い立てられていたので、その感情がリアルにフィルムに映っていると思います。ジェットコースターのように楽しめる映画です」と熱弁を奮った。

作品にちなんで、記憶がすべて消えることになるとして、「この記憶だけは残しておきたい」と思う大切な記憶はなんですか?という問いも。

キム・ソンス監督:この瞬間です!
西島:自分が俳優であるということをなんとか覚えていたい。現場も好きで、記憶がなくなっても現場にいたい。俳優で居続けたいです。
真木よう子:家族のことだけは覚えておきたいです。
伊武雅刀:産まれてよかったなと思う時期が3~5歳ぐらいだと思います。すべてが新鮮に見えるその時期を残していたいなと思います。

第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞受賞した小説「ゲノムハザード」をパク・チャヌクに師事したキム・ソンス監督(『美しき野獣』)が映画化。記憶をトリックに紡がれる物語で、何者かに記憶を上書きされた主人公の科学者(西島)の姿を映す。

英題=Genome Hazard
日本公開=2014年1月24日
配給=アスミック・エース
公式サイト

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