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向井理&片桐はいり姉弟役『小野寺の弟・小野寺の姉』映画化!

向井理&片桐はいりがカツオとサザエ?!な弟姉に
片桐はいり&向井理がサザエとカツオな姉弟?!
©2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会<

[シネママニエラ]脚本家の西田征史がオリジナル脚本を執筆、演出した舞台「小野寺の弟・小野寺の姉」の映画化が決定した。舞台版に続き、向井理と片桐はいりが弟姉を演じる。また西田にとっては初の映画監督作であり、自身の同名小説を映像化する。

映画『小野寺の弟・小野寺の姉』予告編

「これまでにも監督のお話は何度かいただいていたんですが、やらせて頂くなら自分のオリジナルがいいなと思っていたので、今回この作品ならやりたいことができるかなと思い、決意いたしました」と監督の西田。人気脚本家だけあって、ここ数年は5、6作品が同時進行することもあったそうだ。

昨夏公演され好評を博した舞台を経て、映画初共演となるふたりが、一見似てなさそうだけれど、なんだか似ている魅力的な小野寺姉弟役に。一軒家で一緒に暮らす、33歳の小野寺進と40歳の小野寺より子がおかれた境遇は、はたからみれば気の毒に感じるが、ふたりにとってはいたって自然。そんな姉弟ふたりの日常を描いていく。

西田監督は、本作の着想を「実は引きこもりなんです。現在、高校生が引きこもり、それを親が面倒を見ている家があるとすると、それが30年経つと、50歳の子供と70代の親ってことになるわけです。そうなった時に「引きこもり」で居られるのか」と明かす。

向井は「より子がボケで、進がツッコミ役。アドリブ含めた掛け合いなんかも、本当にすごく楽しいです。はいりさんのおかげで、監督が原作で描かれていた、進の真面目だけどずぼらなキャラクターを自然に演じられています。お互いのことを思いすぎて気を遣いすぎてしまう、そんな不器用さが魅力だと思います」と語る。

片桐も「基本的にワンシーンワンカット、一回で撮られることが多くて、お芝居に近い感じがしてやりやすいですね。より子は“カツオに対するサザエ”のようなお姉さん像なんです(笑)。美味しい料理をちゃんと作れる“一万人の姉”のような感じですね。より子にとって弟は生きがいであるほどの大切な存在ですが、それは親子や夫婦、恋人の間にもある感情なので、たくさんの人に共感して頂けると思います」と魅力を述べた。

日本公開=2014年秋
配給=ショウゲート
公式サイト
©2014『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会

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