[シネママニエラ]「悪人」や「パレード」が実写映画化された吉田修一の原作を基に、映画『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一監督が、主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子を迎えて映画化される『横道世之介』(読み:よこみちよのすけ)の公開が2013年2月23日に決定し、それと同時に高良健吾が太陽になっている衝撃的なビジュアルが解禁となった。
高良健吾、軽やかなステップでサンバを踊る
原作は、1980年代を舞台に、上京したての大学一年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた吉田修一の青春感動長編で、毎日新聞夕刊にて2008年4月1日~2009年3月31日連載され、その後2009年に単行本が刊行された。
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この太陽のかぶりもの姿は、劇中での設定を表現したもの。物語の中で世之介は長崎から上京し、法政大学への入学と同時に誘われるがままにサンバサークルに入ることに。世之介の太陽の扮装は、文化祭でのサンバサークルのステージ発表で登場する。本編ではこの扮装で世之介たちが軽やかなステップでサンバを踊るシーンも登場するそうだ。誘われたら断れないお人よしの世之介。でも、いざとなったら目一杯楽しみ、頑張るという彼の楽しく、優しい人柄が伺える一幕である。
一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、劇団「五反田団」主宰、『生きてるものはいないのか』(石井岳龍監督)の劇作家・小説家の前田司郎と共に脚本を手掛ける。なお、フォークシンガー高田渡の息子で、ソロ・アーティストの高田漣がサントラを手掛けることも決定している。
映画『横道世之介』特報
©2013『横道世之介』製作委員会
2012/9/28追記
日本公開=2013年2月23日
配給=ショウゲート
公式サイト http://yonosuke-movie.com/
©2013『横道世之介』製作委員会
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