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織田裕二、踊る大捜査線ファイナル宣言!「大切なものはいつも胸(ここ)に」

織田裕二、踊る大捜査線ファイナル宣言!
「大切なものは、いつも胸(ここ)に」

[シネママニエラ]絶大な人気を誇る『踊る』シリーズ映画版の最終章となる『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』完成披露試写会が、8月23日に東京国際フォーラムで行われ、15年に渡って主人公・青島俊作を演じた織田裕二は「大切なものは、いつも胸(ここ)に」と自身の胸に手を当てて、シリーズのラストを宣言し、名残惜しむファンにメッセージを残した。

「大切なものはいつも胸(ここ)に」by織田裕二

本日、9月1日放映のスペシャルドラマ「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」がドラマ版最終章を迎える「踊る」シリーズ。この日、上映前の舞台あいさつには、織田をはじめ、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小栗旬、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太、君塚良一(脚本)、本広克行監督が登壇し、ファンへの感謝と作品への思いを述べた。そんなご一行に加え、水野美紀、筧利夫、真矢みき、甲本雅裕、遠山俊也、川野直輝、滝藤賢一が、上映後にサプライズで登場。

実はこの日の試写会を織田らキャストが客席で一緒に鑑賞している、というダブルのサプライズを知ったファンは大歓声を上げた。 特別な日だけに、織田は「いつもと違う格好をしております。青島が、よそ行きの服を着たらどうなるか。それをテーマに今日はこの服を選びました」と説明し、おなじみの挨拶「前都知事と同じ名前の青島です」も忘れない。そして柳葉も「これが皆さんが支えてくれた『踊る大捜査線』です。…なんてな(笑)」という、いかりや長介扮する和久の口ぐせ「なんてな」を真似るサービスぶり。

恩田すみれ役の深津は「多くの方が長い間愛してくださった作品です。その期待を裏切らないようにしなければいけないという気持ちで撮影に挑みました」。青島らが所属する湾岸署を中心にした世界だけに、小栗が「欲を言えば、湾岸署で働きたかったです」と本音を吐露したところ、室井慎次役の柳葉が「その気持ちは俺が一番よく分かります! 後でじっくりと傷を舐めあいたいと思います(笑)」とコメントを拾うなど抜群のチームワークが生かされた。

15年に渡り愛された同シリーズ。織田が代表し「本当に本当に本当に感謝しています! 観客の皆さん、これで終わりでいいですか?」と問いかけると、会場からは「やだー!」の声が。すると、織田は続けて「続けてほしいという気持ちは分かりました」と述べ、一呼吸。「でも、これで本当におしまいです」と、ラスト宣言をきっぱり。 この試写会で2度目の同作鑑賞をした織田は、最後宣言を聞きしんみりとした場内に対しさらに語りかける。「1回目は冷静な気持ちで観ることができませんでした。今日初めて、皆さんのこの作品に対してのいろいろなリアクションを聞いている間に、『ああ終わるんだな』と。ようやく整理がついた。たった今です。でも、いつでも会いたくなったら、観に来てください。『大切なものは、いつも胸(ここ)に』、これでさよならです。ありがとうございました」と、涙をこらえる織田たちにおしみない拍手が送られた。総勢21名のキャストとスタッフが一堂に会した映画『踊る』シリーズ最後の完成披露試写会は幕を閉じた。

映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
日本公開=2012年9月7日
配給=東宝
公式サイト http://www.odoru.com/

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