[シネママニエラ]サンダンス映画祭作品賞と観客賞のW受賞という快挙を成し遂げ、カンヌ国際映画祭でもある視点部門フューチャーアワード受賞と、27歳の新人監督ライアン・クーグラーが全世界からの絶賛を集めた映画『フルートベール駅で』の予告編が届いた。
社会現象となった事件を基に描いており、全米公開時は上映館わずか7館のスタートから異例のヒットで1,063館に拡大していった。
オスカー・グラント享年22歳。
2009年元旦に無抵抗のまま警官により射殺。
実際にあった衝撃事件の裏にある一人の青年のかけがえのない一日を描く本作。新しい年を迎え歓喜に沸く人々でごった返すサンフランシスコのフルートべール駅のホーム。22歳の黒人青年が、警官に銃で撃たれ死亡した。丸腰の彼は、3才の娘を残し、なぜこのような悲惨な死を迎えることになったのか。
本作は彼が事件に巻き込まれる前の人生最後の日を描いている。決してニュースを見ているだけではわからない、一人の人間の非業の死が、いかに悲しく、周囲の人を傷つけるか、そして、ただ一人の人間の命が、いかに重く尊いものなのかを描き出し、観る者の心に訴えかける。
映画『フルートベール駅で』予告編
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映画『フルートベール駅で』は、3月21日[金・祝]より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
2013年アメリカ映画/85分
原題=FRUITVALE STATION
日本公開=2014年3月21日
配給=クロックワークス
公式サイト http://fruitvale-movie.com/
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